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「全裸監督」ケタ違いの撮影規模!その内側

菊地を演じたジェントルが明かす「全裸監督」秘話とは?
菊地を演じたジェントルが明かす「全裸監督」秘話とは?

 Nexflixで世界190か国以上に配信中のドラマ「全裸監督」で、リリー・フランキー演じる武井警部の片腕・菊地を演じている俳優のジェントルが撮影を振り返り、その様子を語った。

【動画】Netflixオリジナル作品「全裸監督」特報

「全裸監督」は、山田孝之が伝説のAV監督・村西とおるを演じ、昭和のアダルト業界を舞台に仲間たちとともにタブーに挑戦していく姿を描いた作品。ジェントルは、本作で村西の逮捕を虎視眈々(たんたん)と狙うリリー演じる武井警部の隣で鋭い眼光を光らせる若手刑事の菊地を熱演している。

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 Netflixオリジナル作品への出演は初めてだったというジェントル。撮影現場に入った瞬間からその規模の大きさに圧倒されたと振り返った。「まさに昭和の街がそのまま作り上げられている感じで、本当にびっくりしました。特に村西とおるの事務所セットは、昭和の時代の新宿を美術部さんたちが時間を掛けて作っていたのがすごかった。スタッフさんたちの熱量がビリビリと伝わってきた」と明かし、リリーふんする武井の右腕として、武井が面倒なことを全て先頭切って行動する菊地に成り切れたという。

 第3話で武井とともに村西の事務所を訪れ、新井トシ役の満島真之介と対峙するシーンでは、昭和ならではの「パンチパーマ」ネタのアドリブが自然に出てきたというが、それはスタッフたちが細部まで見事に再現した昭和の景色があったからこそ。ジェントルのように数シーンの出演しかない俳優でも、あっという間にその世界観に引き込んだのだ。

 その「引き込む力」はもう一つある。それは役者たちが放つ圧倒的な熱量。ジェントルは、山田とリリーの俳優としての熱量を目の当たりにした。「リリーさんは、スタートがかかる前も後も肩の力が抜けていて、本当にすごいんです。直前まで僕みたいな若手とも気さくに話してくれました。『ジェントル、芸人だったんだって?』と自分のことを調べてくださったことに感激しました。どんなにおしゃべりをしていても、本番になるとスッと武井に入るので、自分もリリーさんのお芝居に引っ張っていただきました」とリリーの役者魂を目の当たりにして驚いたという。そしてジェントルが目を輝かせて語ったのが、村西とおるを演じた山田のこと。「リリーさんが演じた武井は村西にとって天敵のような存在。だから自分たちが演じた刑事とのシーンは常にピリッとした緊張感が張り詰めていました。でも打ち上げでは本当に誰よりも盛り上げてくださって、その姿は本当にかっこよかったです。主演ってこういう人がなるんだなって感動しました」という言葉からは、山田の作品に対する思いが、若手俳優のモチベーション向上にも繋がっていることが伝わってきた。シーズン2の製作も決定し、この熱量はきっとさらに上がっていくのは間違いない。(取材・文:森田真帆)

Netflixオリジナルシリーズ「全裸監督」はNetflixにて全世界独占配信中

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