一時帰国の野村周平、Twitterトレンド入りに困惑
俳優の野村周平が5日、都内で行われた映画『WALKING MAN』完成披露上映会舞台あいさつに登壇。今年6月末よりアメリカ・NYに留学中の野村は、この日のために緊急帰国。留学生活について、「楽しいですよ。いろんな文化に触れて新たに成長しているかな」と充実ぶりをのぞかせた。
本作は、人前で話すことが苦手な青年・アトム(野村)がラップと出会い、極貧の生活から抜け出すために奮闘する青春映画。イベントには、共演の優希美青、伊藤ゆみ(旧:ICONIQ)、星田英利(旧:ほっしゃん。)、ラッパーで自身の実体験を盛り込んだ本作の監督を務めたANARCHYも来場した。
野村は撮影を振り返り、「僕は基本、内気ではないですし、しゃべるのも苦手ではない」としながらも、「監督がANARCHYさんだったので、楽しくワイワイやらせていただいた感じです」とコメント。
ANARCHY監督とはもともと友人であることも明かされると、「話をいただいたのがバーで二人で呑んでいる時で、『(主演を)やってくれそうだった人ができなくなって、(ほかの人を)探してるんだよね』という話を聞いて、『じゃあ俺がやりましょうか?』というのがきっかけ」と出演の経緯を明かした。
ANARCHY監督は、「映画監督初心者の僕に乗ってくれたこの人にはマジで感謝」と謝意を示すと、「ラッパーを演じるのは簡単ではないと思うんですけど、彼がラップをできるのはわかっていたから心配はなかった」と信頼を寄せている様子。また、「フリースタイルバトルのシーンでは、負けなあかん役なのに、たまに勝っちゃうんですよね。ちゃんと負けてくれる?(と思いました)」と野村の負けん気の強さをうかがわせる裏話も。
なお、劇中歌「なめんな」にちなんだエピソードを問われた野村は、先ごろ、昼の情報番組「ヒルナンデス!」に出演したことを挙げ、「終わった後に『野村周平』の文字がTwitterのトレンドになっていて、いいことでも言ったのかな? と思っていたら、態度が悪くてトレンドになっていた」と説明。「めっちゃ真剣に(VTRを)見てたのに、めちゃめちゃ頑張ってたのに、ワイプの顔が不機嫌に見えたんでしょうね」と分析しつつ、「寝起き感すごい」とつぶやかれたことに対しては自身のメイク担当者を気遣い、プチ抗議。「なめんな! って話ですよ。生放送もしんどいねん!」と“野村節”を炸裂していた。(取材:錦怜那)
映画『WALKING MAN』は10月11日より公開