「なつぞら」広瀬すずから「スカーレット」戸田恵梨香に!朝ドラヒロインバトンタッチ
今月28日に最終回を迎える連続テレビ小説「なつぞら」のヒロイン・広瀬すずと、9月30日に放送開始となる「スカーレット」のヒロイン・戸田恵梨香が、17日に大阪で行われたヒロイン・バトンタッチセレモニーに出席。2人はそれぞれ激励と労いの言葉を掛け合い、“世界で一つ”のプレゼントを贈り合った。
先月「なつぞら」の撮影をすべて終えた広瀬に対し、戸田は「わたしは撮影が始まって半年くらい経ったところで、広瀬さん、ヒロインとして本当に大変だっただろうなということが想像できました。本当に長い間お疲れさまでした、ゆっくり休んでください」と労いの言葉を述べる。
広瀬は、「長い撮影期間のなかで、わたしでもわりと大丈夫だったので、戸田さんもきっと大丈夫と思う」と激励。だが、「前回のバトンタッチで安藤サクラさんから『ヒロインにしかわからない気持ちがある』と言われて、それはわたしも痛感したので。戸田さんにも吐き出せる場所があったらいいな、と」とヒロインを演じた人にしかわからない苦労を明かしつつ、「わたしは共演者の方々が一番だったので、みなさんが支えてくださると思います。ずっと演じるって難しいことだと思うので、ぜひ頑張ってください。オンエアを楽しみにしています」とコメントした。
この日は、恒例のプレゼント交換も行われた。「なつぞら」のタイトルバックや、劇中に登場するアニメの多くを手掛けた23歳のアニメーターの刈谷仁美が「スカーレット」のヒロイン・喜美子(戸田)が陶芸に打ち込む姿を描いた、世界に一枚しかないオリジナル人物画をプレゼントされた戸田は、「本当にうれしいです」と喜んだ。
また、戸田は「スカーレット」の舞台となる滋賀・信楽を訪れ、広瀬のために信楽焼マグカップを手作り。陶芸家役としてクランクインの約3か月前から陶芸稽古を始めた戸田による、世界で一つのマグカップに「すごくうれしいです。撮影があるなかでお忙しいのに。大切にします」と感激した様子だった。(編集部・梅山富美子)
連続テレビ小説「スカーレット」はNHK総合、NHK BSプレミアムにて9月30日より放送スタート