磯村勇斗、オダギリジョーを真似した学生時代 「時効警察」撮影の裏側
俳優の磯村勇斗が24日、「時効警察」シリーズ初のスペシャルドラマとなる「時効警察・復活スペシャル」(9月29日、夜9時~テレビ朝日系)完成披露試写会に出席。以前から憧れだったという主演のオダギリジョーとの共演に「メチャクチャ緊張していた」と語ったが、オダギリから「現場ではまったくそんな空気を出していなかったよね」と突っ込まれていた。イベントには麻生久美子、吉岡里帆も出席した。
「時効警察・復活スペシャル」は、2006年から2007年にかけて放送された2作「時効警察」「帰ってきた時効警察」に続く12年ぶりのシリーズ最新作「時効警察はじめました」(10月11日スタート、テレビ朝日系・毎週金曜夜11:15~※一部地域を除く)に先駆けて放送。総武署・時効管理課の霧山修一朗(オダギリ)が、交通課の三日月しずか(麻生)を相棒に、時効になった事件を“趣味”で捜査する脱力系コメディーで、磯村は総武署・時効管理課に所属する又来(ふせえり)の息子・又来康知(またらい・やすとも)として出演。鑑識課の若きエースという設定になっている。
「時効警察」の新メンバーに挑む磯村は「大好きな作品に携われることがすごくうれしかった」とやや緊張気味にあいさつするが、交通課・三日月しずか役の麻生から「現場ではまったく緊張していなかったよね」とふられる。磯村は「いえ緊張していましたよ。オダギリさんはずっと憧れの方だったので」と反論するが、すかさずオダギリは、現場でそんな雰囲気を感じられなかったと突っ込み。
すると磯村は「恥ずかしくて『憧れています』なんて言えなかったんです。でも本当に学生のころとか(オダギリさんの)ファッションや髪形を真似していたんです。ロンゲだったので、今日のオダギリさんみたいに自分でリーゼントにして髪をあげていました」と切実にアピール。そんな磯村に麻生は「この髪型を!?」とオダギリを指さすと、オダギリは「そのヘンな髪型みたいなニュアンスの言い方、訂正しようか!」と麻生に詰め寄り、劇中の霧山&三日月さながらの掛け合いが繰り広げられた。
その後も、オダギリは磯村に「(磯村出演の連続ドラマ)『サ道』と『時効警察』どっちが緊張した?」などと奔放なトークを展開し、その都度、磯村がタジタジになるなど、現場での和気あいあいとした雰囲気が垣間見えた。
また磯村は、自身と吉岡がメインとなる特別ドラマ「時効警察とくべつへん」がインターネットテレビ局「AbemaTV」とKDDIの動画配信サービス「ビデオパス」で配信されることが発表されると「『時効警察』の空気感は一緒ですが、又来康知というキャラクターがより深堀りされているので、ぜひ見ていただきたいです」とアピールしていた。(磯部正和)
「時効警察とくべつへん」は「AbemaTV」「ビデオパス」にて以下のスケジュールで配信
【鑑識課・又来康知 前編】10月18日深夜0:15~
【鑑識課・又来康知 後編】10月25日深夜0:15~
【刑事課・彩雲真空 前編】11月22日深夜0:15~
【刑事課・彩雲真空 後編】11月29日深夜0:15~