乃木坂46・松村沙友理、主演作通じワインにハマる
乃木坂46の松村沙友理が2日、都内で行われた映画『東京ワイン会ピープル』(10月4日公開)の完成披露試写会に共演者の大野いと、小野塚勇人、少路勇介、藤岡沙也香、近藤雄介、尾崎明日香、メガホンを取った和田秀樹監督、原作者の樹林伸と登壇した。
別名義で漫画「神の雫」の原作を手がけた樹林伸の小説を映画化した本作はワイン会に出席した女性が、愛好家たちとの交流を通してワインに魅了されていく姿を描く。松村は本作で映画初主演を飾り、壇上に上がると感無量の表情。「この場にいらっしゃる皆さんの反応がすごく気になります」と述べ、客席からの大きな拍手を受けると嬉しそうな表情を見せた。
撮影は有名なワインを実際に使って行ったそうで、松村自身もすっかりワインの魅力に取りつかれたという。「本物のワインを実際に使って撮影ができて本当に光栄でした」と述べ、「シャトーマルゴーというワインに対して『香水みたい』って言うセリフがあるんですけど、実際にそこに置いているとその場がシャトーマルゴーの匂いでいっぱいになる。香水のようで、それを撮影で実際に体験できたことはなによりよかった」と振り返った。
「実際にどんなワイン会があると行ってみたいか」と問われると、「おいしいワインとおいしいおつまみがあったら(どんな場所でも)いいなと思います。作品の中でも料理の部分にスタッフさんがとても力を入れていて、お料理も大切だなと思ったんです」とはやくもワインへのこだわりが生まれた様子。映画については「素敵な作品ができたと自信を持って言えます。この作品を通じてたくさんの人と知り合う機会ができれば嬉しいです」と話し、「わたし自身もワインの魅力に取りつかれていて、このあとお勉強したいです。いつかその知識をみなさんに披露できれば」と話していた。(取材・文:名鹿祥史)