『アベンジャーズ/エンドゲーム』アカデミー賞作品賞ノミネートへ!ディズニーがキャンペーン開始
映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』にアカデミー賞作品賞ノミネートをもらすべく、ディズニーがオスカーキャンペーンを開始した。
高く評価されたクリストファー・ノーラン監督作『ダークナイト』(2008)がノミネートを逃すなど、アメコミ映画は軽視されがちだとされてきたアカデミー賞作品部門。しかし、前回の第91回アカデミー賞では『ブラックパンサー』がついにアメコミ映画史上初となるノミネートを果たしたこともあり、『エンドゲーム』のオスカーキャンペーンにも本腰を入れることになったようだ。『エンドゲーム』は長年王座に君臨してきた『アバター』(2009)を抜いて世界興行収入1位となる大記録を作っており、健闘を期待するファンは少なくないだろう。ちなみに、『アバター』は作品賞など9部門でアカデミー賞にノミネートされた(3部門受賞)。
ディズニーがプッシュしているのは、作品賞のほか、監督賞、脚色賞、撮影賞、編集賞、美術賞、衣装デザイン賞、メイク・ヘアスタイリング賞、音響編集賞、録音賞、視覚効果賞、作曲賞の計12部門だ。監督のルッソ兄弟は推していたものの、他に強敵が多すぎるからか、アイアンマン役のロバート・ダウニー・Jrをはじめとした俳優部門のノミネートは狙わないようだ。(編集部・市川遥)