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綾野剛、新宿での撮影で驚き体験「知らない人に髪を…」

映画『楽園』の書店イベントで驚きのエピソードを明かした綾野剛
映画『楽園』の書店イベントで驚きのエピソードを明かした綾野剛

 俳優の綾野剛が8日、紀伊國屋書店新宿本店で行われた映画『楽園』の書店イベントに出席し、かつて新宿で体験したという撮影での驚きのエピソードを明かした。

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 本作は「悪人」「怒り」など映像化作品も多いベストセラー作家・吉田修一の「犯罪小説集」を原作に、Y字路から起こった2つの事件をめぐる人間模様を描く物語。イベントには綾野のほか、原作者の吉田、瀬々敬久監督、佐藤浩市が姿を見せた。

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 今回、紀伊国屋書店では公開を記念したパネルが展示されるとともに、原作本「犯罪小説集」の新宿本店限定スペシャルカバーブックが発売されることが決定。この日、サプライズで登場した綾野が「書店と連動してこういうイベントを行うのは嬉しい」と感想を述べると、佐藤も「書店の前でイベントをやるのは初めて。日本映画が大変な時代に、こういう場所で身を寄せ合ってイベントをやるのはいいこと」と口にした。

 なおイベントは、本作のタイトルと、新宿が「東京の楽園」であるということ絡めて実施されたとのことだが、綾野は「新宿は楽園?」と懐疑的な様子。かつて『新宿スワン』に出演したときの撮影を振り返りつつ「新宿で撮影したときに、知らない人に髪を掴まれてからは、危ない場所という記憶しかない」と苦笑い。続けて佐藤も「夜の歌舞伎町で撮影をやると、いろいろ大変でね。それが印象深いかな」と綾野と同じく“楽園”のイメージは持っていないよう。

 さらに、本作が第24回釜山国際映画祭に正式出品されたことが話題にのぼり、上映会の模様を紹介した綾野。「現地のパワーに圧倒されました。レッドカーペットに2万人くらいの人がいて、映画は国境を超えることを実感しました。映画を上映した後は全力でみなさんが拍手をしてくれました」と嬉しそうに振り返った。(取材・文:名鹿祥史)

映画『楽園』は10月18日より公開

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