福田彩乃『マレフィセント2』妖精役は高畑淳子がモデル
タレントの福田彩乃が14日、都内で行われた映画『マレフィセント2』の吹き替え版試写会に登壇し、意外な役へのアプローチ法を語った。この日は上戸彩、小野賢章も来場した。
本作は『眠れる森の美女』に登場したヴィラン、マレフィセントを主人公にしたダークファンタジーの続編。オーロラ姫と暮らすマレフィセントに忍び寄る敵や、新たな呪いをめぐる物語が描かれる。
ノットグラス、フィリットル、シスルウィットの3人の妖精役を続投した福田は「わたしがやっていたってわかりましたか?」と観客に呼び掛け、大きくうなずかれると、「うれしい! それをどんどんSNSで広めてください。1人で3人(の役を)やっていることが重要ですから!」と猛アピール。「ディズニーさんで1人3役は初めてだそうです」とも主張すると、MCから「今から言おうと思ったのに、自分で言ったら自慢話になりますよ」と突っ込まれていた。
前作のアフレコでは「活字が得意ではなく、台本の役名を見て、すぐに役の声を出せるわけではなかったので、(妖精の)ドレスの色と同じ折り紙を(台本に)張って、『赤はノットグラス』みたいに、視覚から声をイメージしていた」という福田は、今回も同じ手法で挑戦。
しかし、苦労もあり、「3人のコミカルなテンポが見どころだけど、今回はうなりが多かったので3人(のうなり)をどう分けようかと思った」と吐露。そんな中、「ノットグラスは声を低くして、高畑淳子さんを意識して『あぁ、あぁ~(うなり声)』とやらせていただきました」と意外な役へのアプローチを明かし、会場の笑いを誘っていた。
劇中、ヤギが登場するシーンもあり、鳴きまねが得意の福田は「やりたかった~。鳴きたいじゃない!」と悔やむと、ヤギの鳴きまねを披露する場面も。どうやら3役でも飽き足らないようで、「妖精全部(の声を演じたい)。100枚くらいの折り紙を使って」と息巻き、続編に期待を寄せていた。(取材:錦怜那)
映画『マレフィセント2』は10月18日より全国公開