佐藤勝利&高橋海人、ほろ苦い思い出をふり返る
Sexy Zone の佐藤勝利と King & Prince の高橋海人が22日、映画『ブラック校則』 公開前のイベント「“立ち上がれ今だ、早く!”『ブラック校則』 自由はそこにある!<高校生限定>緊急集会!」に出席し、学生時代の思い出を振り返った。
本作は、実写化もされた漫画「セトウツミ」の作者・此元和津也が脚本を手掛け、佐藤と高橋が演じる男子高校生が、ブラック校則に立ち向かうさまを描く青春ストーリー。この日は雨とあいにくの天候となったが、イベントのために300人の高校生たちが集結。2人は大歓声に迎えられて登場した。
司会者から「かなりブラックな天候ですけど」と声をかけられると佐藤も高橋も思わず苦笑い。「みなさん大丈夫ですか」「雨のなかごめんね。無理しないでね」と申し訳なさそうな表情を浮かべる。佐藤が「僕は晴れ男なのに」とこぼすと、高橋が「僕は雨男」と返すなど、2人のほほ笑ましいやりとりに、会場の雰囲気は和やかな空気となった。
本作に絡め、学生時代の理不尽な校則について聞かれた佐藤は「僕らの学校は芸能学校。校則も厳しくて恋愛禁止だったり、あと、登下校の際は、ルートを男女でわけないといけなかったんです。僕らの世代のときは学年でもわけていました」と当時を回顧。「ちょうど田中樹(SixTONES /ジャニーズJr.)君が3年生のとき、僕は2年生で、帰るルートが違ったので、仕事前に一緒にご飯に行こうっていうときも、どこかで待ち合わせて落ち合わなくては行けなかった。先輩ともっと楽しく登下校したかったなって思い出があります」と述べると、高橋もこれに同調していた。
高橋は「僕は高校生のときは悩める子羊的存在。みなさんと同じです」とファンに呼びかけ、「都内の学校だったんですけど、学校終わり、寄り道禁止というルールがありました。これが結構しんどかったです」とため息。「給食が終わって5、6時間目、お腹が空いて帰るときに、帰り道に焼き芋屋さんとか屋台がたくさんあるんですけど、誘惑に勝てる勝てないでおどおどしながら帰っていました。それがしんどかったなという印象です。食欲には勝てないんです。ジャニーズも」と語ると、司会者が「その誘惑に負けたことはありますか?」と間髪入れて質問。「それはちょっと……」と言葉を濁して、会場を笑いに包んだ。
また、ファンからの校則の悩みに2人が答える場面では「校則で女子はスカートしかダメ。ズボンを履きたい」という女子高生2人組の悩みに、佐藤が興味津々。「それはファッション的な意味で? それとも恥ずかしいから?」とファンに逆質問。「スカートよりズボンが好きだから」と女子高生が答えると、「なるほど~」と感心の眼差し。「僕はスカートが好きだな」と佐藤がぽつりとつぶやくと、会場からは黄色い歓声が響いた。(高橋海人の「高」は「はしごだか」が正式表記)(取材・文:名鹿祥史)
映画『ブラック校則』は11月1日公開