『ヴェノム』続編、悪役シュリーク役は007マネーペニー女優か
トム・ハーディ主演映画『ヴェノム』の続編(2020年10月2日全米公開)で、悪役シュリークを『007』シリーズのマネーペニー役で知られるナオミ・ハリスが演じることになりそうだ。出演交渉中だとVarietyなどが報じた。
『ヴェノム』は、スパイダーマンのライバルとして人気のヴェノムを主人公に据えたソニー・ピクチャーズの大ヒット作。地球外生命体シンビオートに寄生され、人間を食らうヴェノムとなったジャーナリストのエディ・ブロック(トム)の戦いを描いた。
コミックにおけるシュリークは「スパイダーマン」の悪役の一人カーネイジのパートナーとして描かれたヴィランで、音波を使った攻撃を得意としており、周囲の人間の精神に影響を与えることもできる。今回の続編では、ウディ・ハレルソン演じるカーネイジと組み、ヴェノムの前に立ちはだかることになるのだろう。
ナオミは『ムーンライト』で第89回アカデミー賞助演女優賞にもノミネートされた演技派で、来年4月に公開を控える『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』でもマネーペニー役を続投する。『ヴェノム』続編のメガホンを取るアンディ・サーキス監督作『モーグリ:ジャングルの伝説』にも出演していた。(編集部・市川遥)