『IT』続編、あの映画監督も出演していた!
大ヒット公開中の映画『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』に、映画監督や俳優として活躍するグザヴィエ・ドランが出演していることが話題となっている。(以下、映画の内容に一部触れています)
2017年に公開された前作『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』でペニーワイズ(ビル・スカルスガルド)を倒したはずのルーザーズ・クラブのメンバーたち。しかし、27年後、ペニーワイズの脅威が再び訪れる。
俳優としても活躍するドランが演じたのは、映画の冒頭に登場する同性カップルの1人。田舎町で不良少年たちに心ない言葉を投げかけられるが、強気に立ち向かう。わずかな出演ながら、強いインパクトを残している。映画を観た人からは、「ドラン出ててびっくりした」「ドラン出てきて嬉しい」「序盤からテンション上がった」といったコメントがSNS上で見受けられた。
2009年、19歳のときに『マイ・マザー』で監督デビューしたドランは、『わたしはロランス』(2012)で世界中から注目を浴び、『Mommy/マミー』(2014)でカンヌ国際映画祭審査員賞を獲得。独特の感性で描く物語と画づくりが高い評価を得ており、『たかが世界の終わり』(2016)ではカンヌ国際映画祭審査員特別グランプリを受賞した。今年で30歳となったドラン。今後の活躍も期待されている。
また、本作には、原作者のスティーヴン・キングもカメオ出演。大人になって街に戻ってきたビル(ジェームズ・マカヴォイ)が入る、とある店の店主にふんしており、「やっぱりそうだった!」「まさかで驚いた」「セリフ意外とあった」と驚きの声が上がっている。
1日に公開された本作は、R15指定作品ながら公開初週に全国映画動員ランキングの1位を記録。公開から4日間で観客動員数35万人、興行収入は5億円を突破している。(編集部・梅山富美子)