山下大輝『ヒロアカ』劇場版で4回涙…1年A組の共闘は「痺れる」
声優の山下大輝が5日、都内で行われたアニメーション映画『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング』完成披露試写会に来場、本作を鑑賞して4回ほど泣いてしまったことを明かしつつ、雄英高校1年A組の面々が共闘する本作の見どころについて熱く語った。
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本作は、ヒーローを目指す無個性の少年が、仲間たちと共に強大な敵に立ち向かうさまを描く堀越耕平の人気コミックを原作にしたアニメの劇場版シリーズ第2弾。この日のイベントには、岡本信彦、石川界人、梶裕貴ら人気声優と、ゲスト声優の今田美桜、井上芳雄、主題歌を担当するsumikaも出席した。
大きな会場に集まった大勢の観客を見渡した主人公・緑谷出久役の山下は「今日、みんながここで観るのかと思ったら、うらやましい。そしてやっと映画が完成したんだなというのがうれしいです。すごい出来上がりになっていますから」と晴れやかな表情。
さらに爆豪勝己役の岡本が「全身全霊で声を入れました。喜んでもらえたらうれしいなと思います」と続けると、轟焦凍役の梶は「山下君も言っていましたが、いよいよ観てもらえるんだと思うと高揚してまいります。今できるベストが詰まっている作品になったと思います。轟くんのカッコいいシーンもあるので、お願いします」と付け加えた。
本作では、雄英高校1年A組の共闘が見どころとなる。「本当にしびれますね」と語った山下は、「第1作は師弟(オールマイトとデク)の共闘がありましたけど、今回は第2弾ということで、それを超えるものを期待されている部分も大きかったと思うんですが、その期待にそえるようなすごいことになっています」と自負。
さらに、山下は本作を鑑賞して4回ほど泣いてしまったことを告白すると「ずっと『ヒロアカ』を観てきた方にも刺さる内容だし、これから『ヒロアカ』に触れる人にも、『ヒロアカ』の世界観が全部詰まっている美味しいところどりの劇場版になっていると思います」と自信をのぞかせた。
そして、それを受けた梶は「1年A組にはたくさんのキャラクターがいますけど、みんながそれぞれに弱点やコンプレックスがある。でも彼らが協力するところで泣けるんです。皆さんご存知の通り、轟くんも最初は心を開かない子だったけど、今ではクラスに溶け込んでいるんです」としみじみとした様子を見せた。(取材・文:壬生智裕)
映画『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング』は12月20日より全国公開