『マリッジ・ストーリー』がアカデミー賞前哨戦で作品賞受賞
来年のアカデミー賞へ向けたハリウッドの賞シーズンがスタートし、12月2日(現地時間)に非営利団体IFP(インディペンデント・フィルム・プロジェクト)主催の第29回ゴッサム・インディペンデント・フィルム・アワードが発表された。
作品賞を受賞したのはスカーレット・ヨハンソンとアダム・ドライヴァーのNetflix映画『マリッジ・ストーリー』。同作品は男優賞、脚本賞、ゴッサム観客賞も受賞し、4冠に輝いている。
Deadlineなどによると、トロフィーを手にしたノア・バームバック監督は、キャストこそ映画の特殊効果だとコメント。「この映画を編集していたとき、もう僕の作品ではなく、彼らのものだと感じました。それは監督にとって何にも勝る思いです」とスピーチで述べた。(澤田理沙)
主な受賞結果は以下の通り。
■作品賞
『マリッジ・ストーリー』
■男優賞
アダム・ドライヴァー 『マリッジ・ストーリー』
■女優賞
アウクワフィナ 『ザ・フェアウェル(原題)/ The Farewell』
■脚本賞
ノア・バームバック 『マリッジ・ストーリー』
■ゴッサム観客賞
『マリッジ・ストーリー』
■ビンガム・レイ・ブレイクスルー監督賞
ロール・ドゥ・クレルモン=トネール 『ザ・マスタング(原題)/ The Mustang』
■ブレイクスルー俳優賞
テイラー・ラッセル 『ウェイブス(原題)/ Waves』
■ドキュメンタリー賞
『アメリカン・ファクトリー』