降谷建志&MEGUMIの長男・降谷凪が俳優デビュー!松たか子の息子役に
Dragon Ash の降谷建志とMEGUMIの長男・降谷凪(10歳)が、岩井俊二監督の最新作『ラストレター』(2020年1月17日公開)で俳優デビューを飾ることが明らかになった。俳優デビュー作にして松たか子と親子役を務めた凪は、「映画の撮影現場に行くのは初めてだったから緊張したけど、スタッフの皆さんに優しくしてもらったので楽しかったです」と振り返った。
岩井監督が初めて出身地である宮城を舞台にした本作は、手紙の行き違いをきっかけに始まったふたつの世代の恋愛と、それぞれの心の再生・成長を描くオリジナルストーリー。このたび出演が発表された凪は、主人公の裕里(松たか子)と宗二郎(庵野秀明)の間の息子・岸辺野瑛斗を演じる。
瑛斗役はなかなか岩井監督のイメージに合う俳優が見つからず、何度かオーディションを行ったそうで、約200名の中から抜てきされた凪は「休み時間には、岩井監督にオモチャでいたずらをしたりしました。触ったら変形するオモチャで、監督に渡したら『わー!』ととても大きな声で驚いていました」と撮影中の思い出を明かす。今後については「『ラストレター』で経験したことや気持ちを大切に、面白い表現が出来る役者になりたいです」と目標を語った。
本作には松や庵野のほか、広瀬すず、福山雅治、神木隆之介、森七菜、中山美穂、豊川悦司らが名を連ねているが、そんな豪華俳優陣の中でも凪は物怖じしない堂々とした演技を披露。フレッシュで瑞々しい印象をスクリーンに刻み込む。(編集部・吉田唯)