藤原竜也『カイジ』新作に自信!ザワザワしっぱなし
俳優の藤原竜也が16日、都内で行われた映画『カイジ ファイナルゲーム』の「ようこそクズの皆様 圧倒的プレミアム試写会 Supported by 帝愛グループ」に登壇し、本作について「ザワザワしっぱなし」と自信を見せた。この日は、福士蒼汰、関水渚、吉田鋼太郎、佐藤東弥監督、福本伸行(原作)も来場した。
【動画】新ゲームもヤバい!『カイジ ファイナルゲーム』予告編
劇場版シリーズの第3弾にして最終章となる今作は、福本による完全オリジナル・ストーリー。不景気の2020年の日本を舞台に、命懸けのゲームから何度もはい上がってきたカイジが、人生の一発逆転を狙い、より過激なゲームに挑戦する。
劇中セットのような会場に現れて観客から大歓声を浴びが藤原は「ものすごい映画が完成しました。福本先生に前作を上回るエグいゲームを書いていただきました」と伝えると、「ザワザワしっぱなしです。面白い! 裏の裏の裏の裏の裏(をかく映画)ですよ」と興奮気味にアピール。あわせて、「福士くんとは一日中じゃんけんしかしていない。鋼太郎さんは、なぜか秤に乗っているんですよ」と撮影エピソードや注目ポイントも紹介した。
とはいえ、9年ぶりの新作ということで「いろいろ思うところはあった」そう。「ここまで長く続く映画だとは思わなかったですし、愛されるキャラクターとも思わなかった」と本音を明かす藤原。「長くやって来れて、僕にとって大きな作品・キャラクターになった」としみじみと語ると、「今はGOを出してくれた福本先生と、苦労して撮りきってくれた監督に感謝しかないです。期待以上のものに仕上げてもらえた」と充実した表情を見せた。
また、「これだけは言いたい!」と切り出し、よく真似をされる「悪魔的だー!」などのパワーワードについて、「今回、先生がすっごい盛り込んできたなと思って。前作は“ぽーん、ぽーん”だったんですけど、今回は“ぽぽぽぽぽん”と集約したというか、こんな連続技をさせるんだ(と思った)」と素直な思いもぶっちゃけて、ファンの期待をあおった。
シリーズ全作を手掛けた佐藤監督は「かつてない手ごたえを感じています」と力を込めると、「みなさんが大好きなカイジの魅力が全部詰まった上で、少し成長したカイジを楽しんでいただけたらいいな」とコメント。福本は「漫画では発表していないオリジナルギャンブルですので(観客の反応が)ちょっと心配ですけど、楽しんでください」と呼びかけていた。(取材:錦怜那)
映画『カイジ ファイナルゲーム』は2020年1月10日より全国公開