『スター・ウォーズ』完結編アメリカで初公開!熱狂のプレミアレポート
12月20日から日米同時公開される映画『スター・ウォーズ』シリーズ完結編『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』が、現地時間16日、 アメリカ・ロサンゼルスで行われたワールドプレミアで初上映された。9エピソードにわたる壮大なサーガの完結編に、上映会場のひとつとなったドルビー・シアターは熱狂の渦に包まれた。
歴史的な瞬間を迎えた劇場には、J・J・エイブラムス監督の呼び込みで、主人公レイを演じたデイジー・リドリーをはじめ、アダム・ドライヴァー、オスカー・アイザック、ビリー・ディー・ウィリアムズ、マーク・ハミルなど、まさにレジェンド級の豪華キャスト・スタッフが登壇。エイブラムス監督による感謝のメッセージに続いて劇場が暗転すると、この瞬間を待ちわびたファンの歓声に包まれた。
ついに公開された『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』に場内は大興奮。客席からは、拍手に歓声、そして何より意外な展開への驚嘆の声が上がり続け、2時間22分の上映時間があっという間に過ぎ去る。エンドロールでは自然と場内がスタンディングオベーションに包まれ、劇場ロビーには、涙をぬぐうファンの姿も見られた。
この日のプレミアには、日本から選ばれた2名のコスプレイヤーも参加。レイのコスチュームに身を包んだ女性は「涙なしでは観られません! まさにライズ・オブ・スカイウォーカーです。本当に来られて良かった。観たことない方も、ここから観ていただきたいです」と感激。ダース・モールのコスチュームで参加した男性も「言葉にしなきゃいけないんでしょうけど、良い意味で言葉にできない。まぎれもなく『スター・ウォーズ』でしたね。人生最高の時間です」と感激の面持ちで語っていた。
また、現地ファンの反応も上々。上映後の観客からは「実に壮観なサーガのエンディングになったと思う。映像もあまりに美しくて、スクリーンから目が離せなかったよ。本当に素晴らしい映画だ」「アメイジングだよ。特にクライマックスのバトルが素晴らしい」「ファンをハッピーにしてくれる要素がたくさん詰まっている。全ての『スター・ウォーズ』ファンが愛するかはわからないけれど、誰もが好きな瞬間を見出せる映画になっているよ」と満足する声が多く聞かれた。
この日の上映には、ジョン・ボイエガ、ケリー・マリー・トラン、ヨーナス・スオタモ、アンソニー・ダニエルズ、ケリー・ラッセル、ナオミ・アッキー、リチャード・E・グラント、イアン・マクダーミド、ジョン・ウィリアムズらも出席。チューバッカ俳優のピーター・メイヒューさん、R2-D2俳優のケニー・ベイカーさん、また『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015)のフッテージを仕様することで出演が実現したレイア役の故キャリー・フィッシャーさんらこの世を去ったキャストが追悼され、場内は温かな拍手に包まれた。
本格的なレビュー解禁を前に、Twitterでは現地ジャーナリストがファーストリアクションを投稿しており、こちらも賞賛の声が数多く寄せられている。本作では、1977年に米公開された『スター・ウォーズ/新たなる希望』から42年にわたり描かれてきた、壮大なるスカイウォーカー家のストーリーが終わりを迎える。(編集部・入倉功一)