殺人鬼フリッツ・ホンカを描く映画、本人との比較写真
1970年代のドイツに実在した連続殺人鬼フリッツ・ホンカの凶行を描くサスペンス映画『屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ』でフリッツにふんした『僕たちは希望という名の列車に乗った』などのヨナス・ダスラーと、フリッツ本人の比較写真が公開された。
第75回ゴールデン・グローブ賞で外国語映画賞を獲得した『女は二度決断する』のファティ・アキン監督がメガホンを取った本作。シリアルキラーのフリッツが殺人に手を染めていく様を描く。この度公開された比較写真ではヨナスが曲がった鼻、髪の生え際まで生々しく再現しており、恐怖感をあおっている。
劇中では現実でのフリッツがそうであったように、さびしさを紛らわせようとする男女が集まるバー「ゴールデン・グローブ」でフリッツは女性に声をかける。ドイツ・ハンブルクのザンクト・パウリ地区で今もこのお店は営業している。第69回ベルリン国際映画祭コンペティション部門に正式出品された今作の日本での公開は2020年2月14日から。(編集部・海江田宗)