声優・石井マーク、適応障害による体調不良で活動休止「ガンダム Gのレコンギスタ」ベルリ役
アニメ「ガンダム Gのレコンギスタ」のベルリ・ゼナム役などで知られる声優の石井マークが27日、自身のTwitterで、適応障害による体調不良のため、無期限で活動を休止すると発表した。また同日、所属していたジャストプロも、石井との専属マネジメント契約の終了を公式サイトで発表した。
Twitterで石井は、12月から適応障害による体調不良と診断されたことを明かし「療養の為、約3年半お世話になりましたジャストプロを離れ、制限を設けず声優活動の休止をさせていただくこととなりました」と報告。「過去に仕事関連で悩み、臨床心理士の方に相談したところ『ADHD』や『アスペルガー』などの発達障害の傾向が大いにあるという結果になりました」と明かした。
さらに「以前より自分自身でも発達障害の傾向を感じる場面が続き、そこからくるストレスも相まって、11月頃から緊張やストレスを感じる状況下に置かれると、喋っている途中で言葉が詰まったり、喋ろうとしていたことが急に飛んでわからなくなり、それをカバーしようと考えるとパニックになるという事が続きました」と告白。そのため「仕事に集中できず自分自身に対してもストレスを感じる」ようになり、適応障害によって休職するように医師から診断を受けた。
そこから、事務所役員に声優活動の休止と事務所退所を相談。本来は来年1月の発表を希望していたが、役員の意向によりこの日の発表になったという石井は「年末でお忙しいところ突然のご報告となり、関係者の皆様に多大なるご迷惑をおかけしたこと、心よりお詫び申し上げます、そして、突然の発表になってしまい、今まであたたかく応援してくださったファンの皆様に多大なるご心配をおかけいたしまして、大変申し訳ありませんでした」と謝罪。同時に「回復に向け病院の医師と相談しながら、今患っている障害や、自身の心と改めて向き合い、一刻も早く復帰できるよう、療養に専念しておりますので、引き続き、暖かく見守って頂けますと幸いです」と呼びかけている。(西村重人)