「私がモテてどうすんだ」実写映画化!吉野北人、神尾楓珠、伊藤あさひ、奥野壮ら出演
BL(ボーイズラブ)をこよなく愛するヲタク女子が主人公の人気漫画「私がモテてどうすんだ」が、吉野北人(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)主演で実写映画化されることが明らかになった。山口乃々華(E-girls)と富田望生が2人1役でヒロインにふんし、吉野、神尾楓珠、伊藤あさひ、奥野壮がスーパーイケメン男子高生を演じる。今年7月10日に劇場公開予定。
原作は「別冊フレンド」で連載され、第40回講談社漫画賞・少女部門を受賞、2016年にテレビアニメ化もされたぢゅん子の人気コミック。BL妄想が大好きな超ド級のヲタク女子・芹沼花依(せりぬまかえ)が、ある日、愛するアニメのキャラクターが死んだショックで激ヤセ、誰もが振り向く超美人に変身し、モテまくってしまうという物語。大ヒット作『HiGH&LOW』シリーズに携わってきた平沼紀久が映画のメガホンを取る。
主演として、花依に恋するスーパーイケメン男子高生の1人、知的でクールな先輩・六見遊馬(むつみあすま)を演じるのは、ティーンを中心に絶大な人気を誇る吉野。本作で映画初主演を果たす吉野は、気合を入れて作品に臨んだといい、「六見遊馬という人物になりきって、見た目や話し方にもこだわっているので楽しみにしていてください。原作ファンの皆様にも気持ちよく観ていただける素敵な作品になったと思うので、たくさんの方々に届いてほしいです」と呼びかけている。
まじめで優しいクラスメイト・五十嵐祐輔役は、テレビドラマ「3年A組-今から皆さんは、人質です-」で人気を集めた神尾。ちょっとイジワルなチャラ男・七島希(ななしまのぞむ)役には「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」夜野魁利/ルパンレッド役で注目された伊藤。ツンデレで可愛い後輩・四ノ宮隼人を「仮面ライダージオウ」常磐ソウゴ/仮面ライダージオウ役で知られる奥野が演じる。
そして、激ヤセ前と後のヒロイン・花依を2人1役で担うのは、E-girlsのメンバーとして活躍する山口と、若手演技派女優として数多くの作品に出演してきた富田。
撮影は都内近郊にて行われ、2019年10月28日にクランクイン、11月19日にクランクアップを迎えたとのこと。(編集部・小山美咲)
以下、キャスト&監督コメント全文
<吉野北人>
この度、六見遊馬役を演じさせていただきました吉野北人です。今回、初の主演ということで、気合を入れて作品に臨ませていただきました。六見遊馬という人物になりきって、見た目や話し方にもこだわっているので楽しみにしていてください。原作ファンの皆様にも気持ちよく観ていただける素敵な作品になったと思うので、たくさんの方々に届いてほしいです。そして素敵なキャストの皆さんにも出会うことができ終始楽しい撮影現場でした。キャストはもちろん、スタッフの皆様、そして平沼監督のたくさんの想いが詰まった作品なので、本当にたくさんの方々に観ていただきたいです。キュンキュンするだけじゃなく、とても笑えるコメディ要素も満載です。とにかく観ないと損ですよ(笑)。公開まで待ちきれませんが、公開までの間でたくさんの“わたモテ“の魅力を届けていきたいと思っています。皆さんお楽しみにしていてください。2020年は“わたモテ“で盛り上がっていきましょう!! “わたモテ“ついに始まります! 皆さんぜひよろしくお願いいたします!
<神尾楓珠>
五十嵐祐輔役の神尾楓珠です。五十嵐を演じるにあたって原作のキャラクターを大事にしつつも自分なりの五十嵐像だったり、花依や他3人のライバルとの関係性を作るように心がけました。共演者も同世代の方が多いので楽しんで現場に臨めました。様々な展開がちりばめられているので、これまでにないような映画にできると思います。お楽しみに!
<山口乃々華>
リアルな恋愛を経験したことのないヲタクの花依ちゃん。何に対しても前向きで、一生懸命で、思いやりのある素敵な子だと思います。そんな花依ちゃんを大切に演じました。撮影現場は、本当に学生に戻ったような雰囲気で楽しかったです。監督さん・スタッフさんの愛のある現場で私自身支えられながら、かけがえのない日々を過ごせました。ひとつひとつを大切に、楽しみながら、最後までがんばった映画に、ぜひご期待ください。
<富田望生>
キャラが濃い役はこれまでも演じてきましたが、今回は2人1役。ののちゃん(山口乃々華さん)に合わせるべきか悩みましたが、花依ちゃんは体型の変化を周りの人ほど重く受け止めていないぽわんとした子なので、あえて合わせることを意識せずに演じました。ミュージカルシーンなどお芝居以外の部分でも平沼監督の演出は大胆。色々なキャラクターが登場して、展開も早く、見ていてどんどんワクワクする作品になっていると思います。花依ちゃんのようにBL好きでなくとも、イケメン同士がじゃれ合っているのを見るのは楽しい! そんな感覚で見に来ていただきたいです。完成をお楽しみに!
<伊藤あさひ>
七島希役を演じました、伊藤あさひです。原作を読ませていただき、魅力的なキャラクターの七島を演じることができて、とても嬉しく思います。共演者の皆さんとはカメラが回っていないところでも、作品の中の関係性がにじみ出てしまうくらい、息ピッタリでした。男子4人と花依の絶妙なテンポ感を大事にしっかりと七島を演じたので、楽しみに待っていてください。
<奥野壮>
四ノ宮隼人を演じさせていただきました。奥野壮です。初のラブコメ、そして漫画原作の実写化に挑戦させていただくのでプレッシャーや不安などありましたが、四ノ宮の表情、感情を大胆かつ繊細に演じるよう努めました。キャスト、スタッフの皆さんと共にあたたかい現場で毎日楽しく真剣に撮影に取り組ませていただきました。必ず皆さんに楽しんでいただける作品になること間違い無しなので公開まで楽しみに待っていていただけたら嬉しいです。
<平沼紀久監督>
最初に松竹さんからお話をいただいた時、「僕でいいんですか?」と答えました。だって、ずっとイケメンたちの拳の物語(『HiGH&LOW』)ばかり描いてきたので、拳を交えないイケメンのキラキラした群像劇を僕がやるんですか? って。すると、『DTC -湯けむり純情篇- from HiGH&LOW』を観てのオファーとのこと! それで、色々むちゃくちゃにしてください! 一緒にてっぺん獲りましょうよって! 熱いじゃないか! 何のてっぺんかよくわからないが!(笑)。しかも僕的にはむちゃくちゃしてる覚えもない(笑)。それでもまず最初に言わせていただきたい。
「HIROさーーん! やりました!! そして健二郎、大樹、寛太、ありがとうーー!」
DTCは、ラジオコントから始まって年月と作品を重ねて映画までになりました。みんなでコツコツ創り上げてきたんです。むちゃくちゃしてそうで僕ら真面目なんです!
そう、真面目なんです。だから今回もむちゃくちゃに真面目にやりました!
キャストもスタッフもこれまで一緒に創ってきたメンバーに新たな出会い。
現場は、楽しかったですよー。盛りたくさんなんで毎日が戦いでしたが、あの北人が座長として凛とする姿に感動を覚え、楓珠は頼もしく、乃々華と望生はとにかく可愛い。伊藤くんと奥野くんにはひたすら無茶ぶり。完成まで全キャスト、スタッフが僕のむちゃくちゃに応えてくれています。みんなで何のてっぺんかわかりませんが……てっぺん目指して頑張ってます。
楽しい作品になると思います。皆さまお楽しみに!