「キラメイジャー」レッド・小宮璃央、もっとも愛される作品に!
特撮ドラマ「スーパー戦隊」シリーズの最新作「魔進戦隊キラメイジャー」(テレビ朝日系・3月8日放送スタート)の制作発表記者会見が16日に都内で行われ、キラメイレッド/熱田充瑠役の小宮璃央、キラメイイエロー/射水為朝役の木原瑠生、キラメイグリーン/速見瀬奈役の新條由芽、キラメイブルー/押切時雨役の水石亜飛夢、キラメイピンク/大治小夜役の工藤美桜、そして彼らを見守る博多南無鈴役の古坂大魔王が出席。作品にかける意気込みを語った。
「秘密戦隊ゴレンジャー」から数えて44作目となる本作は、宝石+乗り物がモチーフ。人が輝いて生きることを物語のテーマに、“全力で活躍して輝く”ヒーローたちを描く。
eスポーツ界のナンバーワンプレイヤーのイエロー、100メートル走の日本記録を持つスプリンターのグリーン、イケメン人気アクション俳優のブルー、美人すぎるスーパードクターのピンクなど“すごい”人たちのなか、“絵を描くことが好き”という普通の高校生のレッドを演じる小宮。「とにかく普通の高校生なのですが、いったん絵を描き始めると想像力がすごくはしゃいじゃうんです」と役柄を説明するが「でも僕は人前ではしゃぐのが苦手で、監督からは『もっとやれ!』とはっぱをかけられました」と苦笑い。
しかし、いまでは殻を破り「人前でもはしゃげるようになりました」と小宮は胸を張ると、会見でも「ひゃっほー」とはしゃぐ。司会者から「リハーサルの方が元気でしたね」と言われると、大きな声でやり直し、客席からは拍手が巻き起こった。
また、初の変身シーンに話が及ぶと、小宮以外の4人は小宮よりも一足早く変身シーンを経験していたため「僕はこっそりアクション監督に教えてもらってやったんです」とボソリとつぶやく小宮。以前「仮面ライダーゴースト」に出演経験のある工藤は「ゴーストのときは守ってもらう側だったので、今回変身できることがものすごく嬉しかった」と満面の笑みを浮かべると「みんなの声がそろったとき鳥肌がたち興奮しました。これから何度も変身できるんだと思ったら、すごく嬉しくなりました」と撮影を振り返っていた。
“輝く”がテーマの本作。それぞれの輝いている瞬間を聞かれると「運動している時」
(小宮)「好きなことを語っている時」(木原)、「撮影の時」(新條)、「芝居」(水石)、「おいしいご飯を食べている時」(工藤)と回答。水石は「これまで夢中になれたことがなったのですが、芝居に出会えて変わりました」と語ると、これから長きに渡って続く撮影に「本当に嬉しい」と笑顔を見せていた。
歴史ある「スーパー戦隊」シリーズに挑む小宮は「『魔進戦隊キラメイジャー』を1年かけて、もっとも愛される作品にしていきたいです」と力強く語っていた。(磯部正和)