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スタジオA24最新作『WAVES/ウェイブス』4月公開決定 名曲が彩る喪失と再生のドラマ

美しい映像と音楽が描く家族の喪失と再生の物語『WAVES/ウェイブス』
美しい映像と音楽が描く家族の喪失と再生の物語『WAVES/ウェイブス』 - (C)2019 A24 Distribution, LLC. All rights reserved.

 映画『ムーンライト』『へレディタリー/継承』『レディ・バード』など、ジャンルを問わず良質な作品を配給するスタジオA24の最新作が、『WAVES/ウェイブス』の邦題で4月に日本公開されることが決定。日本語字幕付きの海外予告編が公開された。

映画『WAVES/ウェイブス』予告編

 本作は『イット・カムズ・アット・ナイト』を手掛けたトレイ・エドワード・シュルツが監督・脚本を務めた青春ドラマ。ある出来事をきっかけに幸せな日常を失った兄妹を通じて、青春の挫折、恋愛、親子問題、家族の絆といった普遍的なテーマを繊細に描き出す。

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 予告編では、父と娘の会話、息子を厳しくしつける父親など、ありふれた家族の日常が、赤と青を際立たせたヴィヴィットな色合いで切り取られており、フランク・オーシャンの楽曲「Godspeed」が美しい映像を彩る。時にはセリフのように登場人物の心の声を伝える音楽も本作の主役のひとつ。フランク・オーシャンをはじめ、ケンドリック・ラマーアニマル・コレクティヴカニエ・ウェストレディオヘッドなど、音楽シーンをリードしてきたアーティストたちによる31もの楽曲が、登場人物の感情とリンクするように選曲された。カメラワークにも独創的なこだわりが取り入れられおり、車内で360度回転したり、登場人物に寄り添うように自由に動き回る。

 主人公タイラーを演じたのは、『イット・カムズ・アット・ナイト』にも出演したケルヴィン・ハリソン・Jr。タイラーの妹エミリーを演じるのは、Netflixのテレビシリーズ「ロスト・イン・スペース」で注目を浴びたテイラー・ラッセル。エミリーに救いの手を差し伸べるルーク役で『マンチェスター・バイ・ザ・シー』『スリー・ビルボード』などの若手実力派ルーカス・ヘッジズが出演。スターリング・K・ブラウンレネー・エリス・ゴールズベリーらベテラン勢が脇を固める。(編集部・入倉功一)

映画『WAVES/ウェイブス』はTOHOシネマズ 日比谷ほかにて4月全国公開

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