三浦春馬、オスカーノミネート女優&「Glee」俳優と歌の共演
俳優の三浦春馬が14日、都内で行われた「シンシア・エリヴォ ミュージカルコンサート featuring マシュー・モリソン&三浦春馬」囲み取材会に出席。シンシア・エリヴォ、マシュー・モリソンという世界的スターとの共演に「精いっぱい吸収したい」と力強く語った。
映画『ハリエット』に主演し、第92回アカデミー賞主演女優賞と歌曲賞にノミネートされたシンシア。これまでトニー賞、グラミー賞、エミー賞に輝き、今年アカデミー賞を受賞するとEGOT(エミー、グラミー、オスカー、トニー)すべて受賞という偉業達成となり、三浦はそんなシンシアを花束で祝福すると「アカデミー賞のノミネートが決まった偉大な方と、同じステージで数々の曲をシェアできる機会が稀有ですし、リハーサルや本番を通じて、たくさんのことが学べると思っているので、精いっぱい吸収したいです」と笑顔を見せる。
さらにアメリカの人気ドラマ「Glee」のウィル・シュースター先生役で人気を博したマシューとの共演にも「とてもジェントルな方で、常日頃から瞑想をされていて、ことを始める前と終わったときの変化などを話してくれました。ステージ上でもいろいろなことを僕にくれるのかと思うと楽しみです」と目を輝かせる。
コンサートで三浦は、ミュージカル「キンキーブーツ」で歌った「NOT MY FATHER’S SON ~息子じゃないの~」をはじめ、シンシアやマシューとのデュエットも披露する。「前回シンシアさんの来日コンサートのときは、客席で見ていて素晴らしい表現と歌声に感動していました。それから時間がたち、今度は同じステージに立たせていただけるなんて想像もしていなかった」と驚いたことを明かすと「今後、日本を出て活動をさせていただく機会があったなら、今回のことはとてもいい経験になると思う。一瞬一瞬を大切にして、未来に活かしたい」と思いを馳せる。
そんな三浦に、シンシアは「ニューヨークにお越しの際は、ぜひ一緒に歌いましょう」とエールを送ると、マシューも「3年間で4度目の来日になりますが、いつも日本の方々は素晴らしくハッピーな気持ちになれます。シンシアの神聖な歌声をそばで聞ける喜びと、春馬さんと一緒に歌えることの楽しみを噛みしめたい」と語っていた。
16日・17日に東京国際フォーラムホールAで開催される本コンサートは、ブロードウェイを席巻し、ハリウッド映画界においても存在感を示すシンシア・エリヴォのスペシャルステージ。ゲストにマシュー・モリソン、三浦春馬を迎え、壮大な歌の世界を演出する。(磯部正和)