松山ケンイチ×染谷将太の神キャスティング「聖☆おにいさん」撮影現場レポート
中村光の大人気コミックを松山ケンイチと染谷将太の共演で実写化したドラマの新作「聖☆おにいさん 第III紀」の撮影現場が昨年、メディアに向けて公開された。18日にNHK総合テレビで放送される「納涼ハンター(2)」の撮影が都内にあるファミリーレストランで行われ、松山、染谷が参加した。
本作は神の子イエス(松山)と目覚めた人ブッダ(染谷)が東京・立川でルームシェアをし、下界でバカンスを楽しむ様子を描いたコメディードラマ。俳優の山田孝之が制作統括を担い、「勇者ヨシヒコ」『銀魂』などで知られる福田雄一が監督・脚本を務めている。
2018年に実写版のビジュアルが初公開された際に「再現度高すぎ」「違和感がない」「そっくり」と話題になった松山と染谷の“神キャスティング”。撮影現場はコメディーの名手・福田監督らしく、カメラをまわす前の段取り確認の時点で笑いが巻き起こる。たくさんのエキストラ・スタッフにまぎれて、山田プロデューサーも満足そうに笑みを浮かべながら撮影を見守っていた。
撮影されていたのはファミレスでのイエスとブッダのやり取りが楽しい会話劇の部分で、複数のカメラが同時に使用されていた。時には1分半以上もカメラをまわし続けることもある中で、松山と染谷がイエスとブッダとしてさすがの演技合戦を繰り広げた。原作コミックにある中村ならではの笑いと福田監督ならではの笑いを融合した雰囲気が撮影現場を常につつんでいた。
「聖☆おにいさん 第III紀」は11日と18日の夜11時30分から2週連続でNHK総合テレビで放送されるほか、20日よりNetflixで独占配信される。また、24日からは1週間限定でイオンシネマ多摩センター、イオンシネマ港北ニュータウンにて劇場公開されることが決定している。(編集部・海江田宗)