亀梨和也、ホラー初挑戦!中田秀夫が“事故物件住みます芸人”のノンフィクション映画化
KAT-TUNの亀梨和也が、“事故物件住みます芸人”で知られる松原タニシのノンフィクションを映画化した『事故物件 恐い間取り』(仮) で、ホラー映画に初挑戦することが明らかになった。『リング』を手掛けたJホラーの鬼才・中田秀夫監督がメガホンを取る本作で、亀梨は事故物件に住み始める売れない芸人を演じる。撮影は1月下旬より都内近郊でスタートし、2月末にクランクアップ予定。8月28日より全国公開される。
原作「事故物件怪談 恐い間取り」(二見書房刊) は、北野誠のテレビ番組の企画で事故物件に住み始めた松原の実体験を書籍化したもの。「ワケあり物件」での怪奇現象を間取り付きで紹介したことが話題となり、ノンフィクションとしては異例の10万部を突破している。映画は松原の実話をベースに、テレビ出演を条件として事故物件に住み始めた芸人・山野ヤマメ(亀梨)が遭遇する怪奇現象の数々を描き出す。脚本は『こどもつかい』などのブラジリィー・アン・山田が執筆する。
『映画 妖怪人間ベム』(2012)、『俺俺』(2012)、『ジョーカー・ゲーム』(2015)、『PとJK』(2017)に続く主演映画5作目で、ホラー映画に初挑戦する亀梨は「ジャニーズに入って間もない頃に日本テレビの『怖い日曜日』という番組で案内役を務めた事はあったんですが、自分自身がホラー作品に出演するのは今回が初めてです。またJホラーを代表する中田監督とも初めてご一緒させて頂きますが、撮影現場の雰囲気も今からとても楽しみです」とコメント。「普段自分を応援してくださっている方々にとっても初めての姿をお見せできると思いますし、ホラーファンの方々にとっても自分は初めましての存在だと思うので、色んな方に楽しんで頂ける作品にできるよう撮影に励みたいと思います」と意気込んでいる。
来月には大ヒット映画の続編『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』(2月21日公開)も控える中田監督は「『事故物件に住む=前住者である亡霊との共同生活』……今作の原作者、松原タニシさんは常人なら絶対にしたくないことを仕事にしている。ホラー映画をこれだけ撮ってきた私も今回ばかりは、さすがにリアルに恐いのだが、幸い主演の亀梨和也さんが、面白いアイディアをどんどん提案してくださっていて、彼との初タッグをとても楽しみに撮影準備できている」とクランクインに向けた心境を明かす。
また、原作者の松原は「7年前、何の仕事もなかった一介の芸人が、テレビ番組『北野誠のおまえら行くな。』の企画で事故物件に住み始め、その経験が書籍化され、そしてまさかの映画化にまでされてしまう展開を、一体誰が想像できたでしょう。しかも主役が亀梨和也さん。そして監督が『リング』の中田秀夫監督。豪華すぎます」と驚きのコメント。「果たして僕が過ごした『恐い間取り』達が、スクリーンの中でどう生まれ変わり、どんな恐怖を見せてくれるのか、非常に楽しみです」と期待を寄せている。(編集部・倉本拓弥)