『リーサル・ウェポン』第5弾製作へ!オリジナルキャスト&監督が再集結
メル・ギブソンとダニー・グローヴァーによる人気刑事アクション『リーサル・ウェポン』の第5弾が製作されると、映画プロデューサーのダン・リンが The Hollywood Reporter の企画「Producers Roundtable」で明かした。メルとダニーらオリジナルキャストに加えて、シリーズを手掛けたリチャード・ドナー監督も戻ってくるという。
1987年に1作目が公開された『リーサル・ウェポン』は、特殊部隊出身の刑事マーティン・リッグス(メル)とベテラン刑事のロジャー・マータフ(ダニー)が、犯罪組織との戦いを通して絆を深める姿を追ったバディーアクション。これまでシリーズ4作品が製作されており、2016年から2019年にかけてテレビドラマ版も放送された。
シリーズ第5弾については、2008年ごろに企画消滅が報じられたが、2018年に再び製作のうわさが浮上し、その後音沙汰がなかった。しかし、プロデューサーのダンは「私たちは、最後の『リーサル・ウェポン』を製作しようと思っています。リチャード・ドナー監督も復帰しますし、オリジナルキャストも戻ってきますよ。とても素晴らしいことで、メルとダニーは準備万端です。あとは、脚本次第ですね」と同サイトに第5弾の製作を明言した。
第5弾が製作となれば、シリーズ4作目『リーサル・ウェポン4』(1998)以来およそ22年ぶりの新作となる。メルは現在64歳、ダニーも現在73歳になっており、ダンの言葉通り最後の『リーサル・ウェポン』になるかもしれない。また現在89歳のドナー監督は、2006年の『16ブロック』を最後に監督業から遠ざかっており、第5弾は彼の監督復帰作としても注目されそうだ。(編集部・倉本拓弥)