『ドクター・ドリトル』石田ゆり子、八嶋智人、霜降り明星が吹き替え声優に!
『アイアンマン』などのロバート・ダウニー・Jrが動物と会話できる医師・ドリトル先生を演じた映画『ドクター・ドリトル』(3月20日公開)の日本語吹き替え版声優が発表され、女優の石田ゆり子、俳優の八嶋智人、お笑いコンビの霜降り明星(せいや、粗品)が動物の声優を務めることが明らかになった。
ダウニー・Jr、動物たちと冒険!『ドクター・ドリトル』日本オリジナル予告編
『ドクター・ドリトル』は、イギリスの小説家ヒュー・ロフティングの児童文学「ドリトル先生」シリーズを、『ケイティ』『ゴールド/金塊の行方』などのスティーヴン・ギャガン監督が映画化。重い病に倒れた若き女王を救う唯一の治療法を求めて、ドリトル先生が仲間の動物たちと共に伝説の島を目指す。
アニメーション映画『コクリコ坂から』(2011)ぶりの声優挑戦となる石田は、ドリトル先生の良き相談相手で、人間の言葉を話すのが上手なオウム・ポリネシア役(エマ・トンプソン)を務める。 動物の声優は『平成狸合戦ぽんぽこ』(1994)以来26年ぶりとなる石田は「今作は動物とのテンポの良い掛け合いが多いので、 収録では、皆でやっている気持ちを大事にしました」とコメント。「とても美しい映像で、動物も可愛く、子供も大人も楽しく観ることができる素晴らしい映画だと思います」と作品をアピールしている。
ディズニー/ピクサー映画『アーロと少年』(2015)では恐竜、『ルドルフとイッパイアッテナ』(2016)では猫に声を当てた八嶋は、おしゃべりで陽気なダチョウ・プリンプトン(クメイル・ナンジアニ)の声優を担当。リアルなダチョウに声を当てるのは難しかったという八嶋は「表情もアニメのように大げさではなく、リアルな表情なので、自分に慣らすまで時間がかかりましたが、慣れてくるとおしゃべりなキャラクターなのでアドリブを入れてみたりと、楽しく演じることができました」と収録を振り返った。
また、2018年の「M-1グランプリ」で見事優勝を果たした霜降り明星は、ドリトル先生の冒険を手助けするマフィアのアリ役を務める。今回が声優初挑戦となる二人は「M-1で優勝してから色々なお仕事をさせてもらいましたが、芸人さんが売れて、映画の吹き替えをやらせてもらうことに憧れていたので、めちゃくちゃ嬉しかったです!」(粗品)、「ダウニー・Jrさんが『ドクター・ドリトル』やるんや! ってびっくりしてたんですけど、そのオファーが僕にも回ってきたのでもう運命かなって。大好きな俳優さんの作品に出演できることに、びっくりしました!」(せいや)と心境を語っている。(編集部・倉本拓弥)