ガンダリウム合金ガンプラ誕生!40周年で限定生産
21日、人気アニメ「機動戦士ガンダム」シリーズのプラモデル・ガンプラの発売40周年を記念した「ガンプラ40周年プロジェクト発表会」が、THE GUNDAM BASE TOKYO で行われ、劇中でガンダムの装甲材などに使用されている「ガンダリウム合金」を精製して使用したガンプラなど、40周年の集大成となる新商品の情報が公開された。
「ガンダリウム合金モデル 1/144 スケール RX-78-2 ガンダム」は、劇中においてガンダムの装甲材などに使用されているガンダリウム合金を、ガンプラの装甲として組み立てることができる商品。
アニメの設定では、月面で精製されたチタン系合金となっているが、月面で精製することはできないため、チタニウム、アルミニウム、希土類イットリアを混ぜた合金を、エプソンアトミックス株式会社の協力を得た最新の金属成形技術により「地球製ガンダリウム合金」として精製した。公式ショッピングサイト「プレミアムバンダイ」にて、7月に完全限定生産で予約開始予定。価格は未定となっている。
同アイテムは、ガンプラ発売40周年を迎えるにあたりスタートするプロジェクト「GUNPLA LINK PROJECT」のひとつ「LINK THE FUTURE」の一環で制作されるもの。そのほか同プロジェクトでは、ガンプラの醍醐味である変形機構の再現をつきつめ自動変形ギミックを実現した商品「AUTO-TRANS MODEL RX-0 ユニコーンガンダム」、“現段階での究極のガンプラ”を具現化した「PERFECT GRADE UNLEASHED 1 / 60 スケール RX-78-2 ガンダム」などが発売予定。いずれも発売日、価格ともに未定となっている。
昨年度における「機動戦士ガンダム」シリーズのグループ売上は782億円に達し、特にガンプラにおいては、昨年4月のガンダム40周年の節目の年に、累計出荷数が5億個を突破した。現在はアジアを中心に海外でも人気となり、現在は年間販売額の5割が海外で構成されているという。バンダイでは、40周年の1年間を通じて、集大成となるさまざまなガンプラを発売していく。(編集部・入倉功一)