千葉雄大『ピーターラビット2』声優続投!哀川翔が新キャラ
映画『ピーターラビット2/バーナバスの誘惑』(5月22日公開)の日本語吹き替え版声優発表イベントが3日、都内で行われ、俳優の千葉雄大と哀川翔が出席。千葉が前作『ピーターラビット』に引き続き主人公ピーターの声を、哀川が本作から新たに登場するキャラクター・バーナバスの声を担当することが明らかになった。
ビアトリクス・ポターの人気絵本を実写映画化した前作は、全世界興行収入3億5,126万6,433ドル(約386億円)の大ヒットを記録。その続編となる本作は、ピーターが生まれ育った湖水地方を飛び出し、地下組織を率いるボスと出会ったことから起こる騒動を描く。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル110円計算)
再びピーターに声を当てる千葉は「これまで、あまりハマリ役ということを言われたことがなかったのですが、前回ピーターを演じて『すごくハマリ役だったよね』と言っていただけたので、またこうして演じられることがすごくうれしいです」と笑顔。一方で「ハマリ役が、ウサギというのはいいことなのかわかりませんが……」と悩ましい顔も見せるが、「(高評価に)おごることなく頑張りたい」と意気込んだ。
映画の吹き替えに初挑戦する哀川は、ピーターをダークサイドへと導く地下組織の大ボス・ウサギ、バーナバスに声を当てる。「映画の吹き替えをするのは初めてなので、ちょっとドキドキしますね」と率直な胸の内を明かすと、「初めての吹き替えがウサギというのは最高。しかも悪いウサギでしょ? 思い切りやりたいですね」とノリノリな様子でコメント。
また哀川は、ダークサイドへ誘惑するというキャラクターの役どころにちなんで「どうやって(千葉を)そそのかして染めていくか」といたずらっぽく笑うと、「まずは虫からいこうか!」とカブトムシ好きで有名な哀川が、千葉を虫好きにすることを宣言。千葉も「虫大好きです。染まりたい」と笑みを浮かべ、「哀川さんには大人の余裕というか包容力を感じるところが魅力的です」とどこまでもついていくことを誓っていた。
すでに息の合った掛け合いを見せた千葉と哀川。千葉は「これからピーターに息を吹き込んでいく作業をしますが、今回はピーターとバーナバスの2人で“モフワル”(モフモフのワル)の関係をパワフルに作っていきたいです」と力強く語った。(磯部正和)