『AKIRA』上映も…東京アニメアワードフェスティバル会期中の全プログラム中止
2日、国際アニメーション映画祭「東京アニメアワードフェスティバル2020」(TAAF2020)を主催する、東京アニメアワードフェスティバル実行委員会と一般社団法人日本動画協会は、新型コロナウイルス感染症の状況を鑑みて、3月13日から16日に予定していた全プログラムを中止すると発表した。
TAAF2020では、オープニング作品として『AKIRA』(1988)4Kリマスター版の上映や、ファン投票により選ばれた深夜アニメ枠「ノイタミナ」作品の上映などを予定していたが中止となった。ファン投票の結果のみ公式サイトで発表される。
オフィシャルサイトでは、プログラムの中止について「開催を楽しみにお待ちいただいておりました多くの皆様には、ご迷惑をお掛けすることとなりますが、健康および安全を最優先に考慮し、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大を収束するべく、このような判断とさせていただきました」と説明。前売チケットについては返金処理が行われ「チケット払い戻しが完了するまでご購入されたチケットを大切に保管して頂きますようお願い申し上げます」と告知している。
また、国内外から作品を募ったコンペティション部門については、会期中に予定していた審査の代替について現在検討中。「受賞者を決定次第発表いたします」としている。(編集部・入倉功一)