松本穂香＆瀬戸利樹が声優参加！池袋が舞台のアニメ映画『君は彼方』制作決定！
東京・池袋を舞台とするアニメーション映画『君は彼方』が制作されることが発表され、松本穂香と瀬戸利樹が声優として参加することが明らかになった。公開は2020年秋を予定している。
「マンガとアニメの聖地」として知られる池袋が舞台となる本作。NHK連続テレビ小説「ひよっこ」やドラマ「この世界の片隅に」で注目を浴び、今後も主演映画『酔うと化け物になる父がつらい』（3月6日公開）、『みをつくし料理帖』（2020年秋公開）が控える松本が、主人公の澪（みお）に声を吹き込む。アニメ映画初主演となる松本は「澪はなかなか自分の気持ちを素直に伝えることができず、どこかごまかしながら生きている女の子です。伝えることの難しさ、正直に生きることの大変さ、そういうものは私も、澪に共感できるような気がします」とコメント。
その澪が思いを寄せる幼なじみの新（あらた）役を瀬戸が務める。ドラマ「偽装不倫」をはじめ、映画『チア男子!!』『カイジ ファイナルゲーム』『シグナル100』と話題作への出演が続く瀬戸は、今回が声優初挑戦。「昔からいろいろとアニメが好きでよく観ているので、まさか自分が声優をやれると思っていなかったのでびっくりしました！ 新しいことにたくさん挑戦したいという欲があるなかで、この度、やらせていただけることになったのはすごく嬉しいです。一生懸命“新”に命を吹き込みたいです」と意気込みを語る。
監督・脚本・原作を担当するのは、本作が初めての長編劇場アニメーション作品となる瀬名快伸。監督・脚本・声優を務めた短編アニメーション『奇魂侍』は、第10回山形国際ムービーフェスティバル2014にて山形県知事賞を受賞し、アヌシー国際アニメーション映画祭（フランス）にも出品された。本作の公開にあわせて原作小説も刊行される予定となっている。制作はデジタルネットワークアニメーションが手掛ける。
また、ティザービジュアルも公開。昼と夜の世界に浮かぶキャラクターをバックに、反転する池袋の街並みが描かれている。劇中では池袋の待ち合わせスポットである「いけふくろう」なども登場するという。（編集部・大内啓輔）
あらすじ
澪（松本穂香）は幼なじみの新（瀬戸利樹）のことが気になっているが、気持ちを伝えられず微妙な関係を続けていた。ある日、些細な友人の言葉をきっかけに2人はケンカをしてしまう。澪は何とか仲直りをしようと雨の中を新の元へ向かう途中、交通事故に遭ってしまった。意識を取り戻した澪が目を開けると、そこには見たこともない不思議な世界が広がっていた。