「映画秘宝」復刊祈願!バーフバリ俳優主演『サーホー』幻の4月号風ビジュアル公開
大ヒットインド映画『バーフバリ』シリーズなどの俳優・プラバースが主演するクライムアクション『サーホー』から、多くの映画ファンに惜しまれながら休刊を迎えた雑誌「映画秘宝」の復刊を願うビジュアルが公開された。
“日本で一番売れている映画雑誌”だった「映画秘宝」だが、版元の吸収合併に伴い休刊が決定。2020年1月21日発売の3月号をもって、25年の歴史に幕を下ろした。公開されたビジュアルは、そんな同誌の復刊を願って、『サーホー』のポスタービジュアルをベースにしながら、幻となってしまった4月号風の表紙をイメージしたものになっている。
雑誌名は「HIHO」ならぬ「SAAHO」となっており、「サーホー究極攻略!」「オレたちのベストインド映画10!!」など、あの雑誌の特集タイトルを思わせる文句が。架空の金額表記は、340(サーフォー)円とされるなど、細かい趣向が凝らされている。
復刊祈願ビジュアルの実現にあたり、「映画秘宝」元編集長の岩田和明氏はコメントを寄稿。「時代はHIHOからSAAHOへ!」と切り出すと「インド映画の歴史を変えた『バーフバリ』のプラバースの強さが、世界に奇跡を起こした! あの幻の雑誌をも復活させるほどの天変地異を! 現実世界をひっくり返すプラバースの神々しさを目に焼き付けろ! これは幻ではない! 現実だ!!」と呼びかけている。
『サーホー』は、架空の都市ワージーを舞台に、3億ドル(約330億円)盗難事件の解決に挑む伝説の捜査官アショーク(プラバース)の活躍を描く作品。予想外のストーリーと共に、格闘からカーチェイス、バイクアクションなど、迫力のアクションが展開する。『バーフバリ』のS・S・ラージャマウリの愛弟子でもあるスジートが脚本・監督を務めた。(編集部・入倉功一)
映画『サーホー』は3月27日より新宿ピカデリー他にて全国公開