ネバヤンが主題歌&大貫妙子が劇中歌!市川染五郎×杉咲花『サイダーのように言葉が湧き上がる』予告
歌舞伎界の新星・市川染五郎と女優・杉咲花が声優を務めるアニメーション映画『サイダーのように言葉が湧き上がる』(5月15日公開)から、never young beachによる主題歌「サイダーのように言葉が湧き上がる」と、大貫妙子が歌う劇中歌「YAMAZAKURA」が流れる予告が公開された。あわせて、それぞれの楽曲を担当した安部勇磨(never young beach)と大貫のコメントも公開された。
本作は、コミュニケーションが苦手で、俳句以外では思ったことをなかなか口に出せないチェリーと、見た目のコンプレックスを克服できないスマイルが出会い、言葉と音楽で距離を縮めていくというストーリーが展開。声優初挑戦となる市川がチェリー、2020年度後期の連続テレビ小説「おちょやん」でヒロインを演じる杉咲がスマイルの声を担うほか、山寺宏一、潘めぐみ、花江夏樹、神谷浩史、坂本真綾といった人気声優陣が名を連ねる。
公開された映像では、「サイダーのように言葉が湧き上がる」「YAMAZAKURA」が流れ、コンプレックスを抱える17歳のチェリーとスマイルが偶然出会い、SNSを通じ次第に気持ちを寄せていく様子が丁寧に映し出される。2人の切なくもまぶしい青春のワンシーンが切り取られており、本編への期待が高まるばかりだ。(編集部・梅山富美子)
コメント全文
■安部勇磨(never young beach)
Q:監督から主題歌制作のオファーをいただいて
嬉しい。曲を作ろう。
Q:主題歌を制作するにあたって意識したこと
作品からとてもすてきな清涼感を感じたので、曲のほうも抜けのいいさわやかなものにしたいなと思いました。
Q:主題歌に込めた思い
そのままでいいんだよ。悩んでるあなたもとてもすてきだよ。もしかしたらそんな不器用なときが一番輝いているのかも。
■大貫妙子
誰にでも一つの歌、あるいは曲との出会いが必ずあるだろうと思います。それは世代を超え生き続けます。たくさんのものがあふれるように通り過ぎてゆく世界のなかで、そこしか見えないくらい巨大な虫眼鏡で惹きつけられる。出会ってしまった! と。それを運命と言うのでしょう。音楽はそんな魔力を持っています。若いころの志を遂げることが叶わなくても、たとえば「夢を諦めることも、勇気なんだ」と監督にお話ししました。それは挫折とは違います。70年代風でオーソドックスな曲に、そんな気持ちを込めて歌いました。