変なゾンビがいっぱい!攻略法はショットガン&日本刀&ナタなど
鬼才ジム・ジャームッシュ監督による新作ゾンビ映画『デッド・ドント・ダイ』(4月3日公開)のポスタービジュアルと日本版予告編、場面写真5点が公開された。ジャームッシュ監督が、ジョージ・A・ロメロ監督の古典的傑作ゾンビ映画『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド/ゾンビの誕生』にオマージュを捧げた本作。ポスターは、月夜に墓から這い出てきたばかりのようなゾンビの手がインパクト大のビジュアルとなっている。
『デッド・ドント・ダイ』は、ジャームッシュ監督が、一心不乱にスマホ画面に見入って歩く巷の“スマホ・ゾンビ”にインスピレーションを得たホラーコメディー。本来は無個性のゾンビに現代の世相を反映させる演出で、本格的なゾンビ映画の創造に挑んだ。アメリカの田舎町を舞台に、警察署長役のビル・マーレイと巡査役のアダム・ドライヴァーがダブル主演を務め、墓場から蘇り、時間を追うごとに増殖していくゾンビと人々の戦いを描く。
共演はティルダ・スウィントン、クロエ・セヴィニー、スティーヴ・ブシェミ、ダニー・グローヴァー、トム・ウェイツ、セレーナ・ゴメス、イギー・ポップ、サラ・ドライヴァー、RZA、ケイレブ・ランドリー・ジョーンズなど個性豊かな面々。今回新たに公開された場面写真でティルダは道着で日本刀を構え、セレーナや、まさかのゾンビ役がハマっているイギーらの姿を見ることができる。
予告編で特に目を引くのは、ユニークなゾンビたち。テニスのラケットを振り回す“スポ根ゾンビ”や、コーヒーという言葉を繰り返してさまよう“コーヒー・ゾンビ”、酒の匂いを漂わせ酔っ払う“シャルドネ・ゾンビ”。彼らへの立ち向かい方も、ショットガンや日本刀、ナタなど様々だ。(編集部・小松芙未)