中川大志＆山寺宏一、新型コロナウイルス影響で『ソニック』公開延期に一刻も早い公開願う
俳優の中川大志と声優の山寺宏一が8日、東京・香取神社で行われた映画『ソニック・ザ・ムービー』の勝運祈願イベントに出席。新型コロナウィルスの感染拡大を受けて公開が延期となった本作について、それぞれの思いを語った。この日は、女優・寺島しのぶの息子である寺嶋眞秀、ほかソニックも来場した。
世界中で人気を博した日本発のアクションゲーム「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」をハリウッドで実写映画化した本作。青い音速のハリネズミ・ソニックと保安官トム（ジェームズ・マースデン）のコンビが、ソニックの力を狙う科学者ドクター・ロボトニック（ジム・キャリー）を相手に奮闘する姿を描いており、日本語吹き替え版では、中川がソニック、山寺がドクター、寺嶋がベビーソニックの声を担当する。
足が速くて運動が得意なソニックにちなみ、スポーツ振興の神様を祀った勝運の御利益がある香取神社で絵馬を奉納した一同。中川は「雨の中、そして世の中が少し大変な状況の中、お集まりいただきありがとうございます」と感謝すると、「楽しみに公開を待ってくださっている日本のファンがたくさんいますので、一刻も早く届けたいという思いを込めてお祈りさせていただきました」とコメント。山寺も「残念ながら延期になってしまいましたが、いろんな人を元気にしてくれる楽しい映画ですので、コロナウィルスのことが収束して、一日も早く公開できることを祈っております」と心を込めた。
一方の寺嶋は「みんなで観てください」と子どもらしくかわいい呼びかけ。初めてのアフレコについては「難しかったです。緊張しました」と振り返るが、山寺は「お見事でしたよ。声がポーンと出るからすばらしかった」と歌舞伎の舞台に立ったこともある寺嶋の声量に感心。中川も「本当に可愛いんですよ」と目じりを下げていた。（取材：錦怜那）
映画『ソニック・ザ・ムービー』は近日公開