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染谷将太「麒麟がくる」新しい信長に喜びと責任 第八回から本格登場

「麒麟がくる」で織田信長を演じる染谷将太
「麒麟がくる」で織田信長を演じる染谷将太 - (C)NHK

 俳優の染谷将太が、4作目の大河ドラマ出演となる「麒麟がくる」(NHK総合・毎週日曜20時~ほか)で、織田信長という大役を担う心境を語った。染谷にとって大河は、織田信長の小姓・森坊丸を演じた「江~姫たちの戦国」(2011)以来、9年ぶり。染谷は信長役に抜擢された心境を「まさか自分が織田信長役を演じる日が来るなんて思ってもいませんでした。『革新的な織田信長をゼロからつくりたい』とスタッフの方からお聞きし、新しい織田信長を演じられるという喜びと同時に責任も感じています」と語っている。

『初恋』ぶっ飛びの予告編

 織田信長の盟友となり後に「本能寺の変」で信長を討つ明智光秀(長谷川博己)の、謎めいた前半生に焦点を当てた本作。染谷演じる信長は、3月1日に放送された第七回「帰蝶の願い」のラストで初登場。第八回「同盟のゆくえ」では尾張の海辺で、漁師たちから慕われている奇妙な出で立ちの信長を目の当たりにした光秀が、この男に帰蝶(川口春奈)を嫁がせていいものかと葛藤するさまが描かれる。

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 「武蔵」(2003)「龍馬伝」(2010)「江~姫たちの戦国」(2011)に続く大河出演となる染谷。もともと信長という人物に抱いていた印象を「織田信長はとても好きです! これまでの大河ドラマの印象もありますが、うつけもので、ちょっと荒くれ者で、カリスマ性があるけど、謎。えたいのしれない、化け物感みたいなものを感じていました」と語る。

麒麟がくる
新しい信長像に期待

 池端俊策らが脚本を務めた本作の信長については「とてもピュアな少年です。ピュアすぎるがゆえに狂気的に見えてしまい、周りからは理解されず、孤独になっていく人物です。ぶれないピュアさを根底にもっていますので、それを死ぬまでずっと持ち続けたいと思っています」と紹介。「今回は、みなさんが思い描いているこれまでの織田信長像とは全く違うと思います。『麒麟がくる』の物語の中に生きている“一人の人間”として、フレッシュな気持ちでご覧いただき、『あ、これも織田信長だね』と思っていただけると嬉しいです。是非最後までお楽しみいただきたいと思います」と新しい信長であることを強調する。

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 制作統括の落合将もまた、「染谷将太さん演じる織田信長(登場時15歳)は今までに誰も見たことのない織田信長」とコメント。「それは一言でいうと『強さと弱さをあわせもった信長』です。弟ばかり溺愛する母に疎外され、偉大な父には近づくことができず、孤独な少年は、同年代の少女・帰蝶(川口春奈)と出会ったことで、心の平安を得て、尾張統一に向けて戦い始めます。そんな難しい役を染谷さんは軽々と演じてくれています。ぜひ視聴者の皆さんには『織田信長』というイメージをすべて捨てて、『尾張の小さな大名の若君』として見ていただき、その行く末を見守っていただければと思います。本能寺が起こるまでまだ35年、青年十兵衛とうつけの少年信長がどう戦国の大海に漕ぎ出していくのか、楽しみにしていてください」と若き光秀と信長の物語への期待を煽る。

 染谷といえば近年はドラマ「聖☆おにいさん」シリーズのブッダ役や朝ドラ「なつどら」の天才肌のアニメーター役で人気を博しているが、現在、三池崇史監督の映画『初恋』が公開中。余命宣告を受けたプロボクサー(窪田正孝)が裏社会で過ごす一夜を描くバイオレンスで、染谷は悪徳刑事と密かに結託する策士のヤクザを終始ハイテンションに怪演。主演の窪田正孝をはじめ大森南朋内野聖陽ベッキーら個性派ぞろいのキャストの中で、強烈な存在感を発揮している。(編集部・石井百合子)

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