東出昌大、不倫騒動を謝罪 唐田えりかとは別れた
俳優の東出昌大が17日、スペースFS汐留で行われた20日公開のドキュメンタリー映画『三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』の公開直前トークイベントに出席。今年1月に女優・唐田えりかとの不倫報道が週刊誌に掲載されて以来、初の公の場への登場で、イベント終了後には急きょ囲み取材が設けられ、騒動を謝罪した。
新型コロナウイルスの感染拡大により、一般客を入れず行われたこの日のイベント。三島由紀夫への熱い思いを述べたあと、急きょ囲み取材が開催されることになり、神妙な面持ちで報道陣の前に現れた東出は「この度の件で、もっとも謝罪をしなければいけないのは妻です。カメラの前で僕が発言することで、これ以上妻を傷つけてはいけないので、話せないこともありますことはご容赦ください」と前置きをしつつも「お仕事の関係者の方に多大なるご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございませんでした」と深々と頭を下げた。
続けて東出は、先日まで放送されていた主演ドラマ「ケイジとケンジ 所轄と地検の24時」の撮影終了後に妻である女優の杏と話し合いをしたことを明かすと「まだ具体的なことは何も決まってはいませんが、今後もしっかりと話し合いを続けていきたい」と説明。さらに「わたしの過ちで、妻や子供たちの幸せを奪ってしまった」と後悔の念をにじませると「毎日、妻と子供に対して申し訳ないという気持ちと、こんな状況でもドラマの撮影をさせていただき、共演者やスタッフに申し訳ないという気持ちで日々過ごしていました」と語った。
3人の子供たちとは毎晩、ビデオ通話でコミュニケーションをとっていると述べた東出。「子供たちは可愛いなという思いと、申し訳ないという気持ちの両方を抱きました」と胸の内を明かすと、その通話を段取りした杏に対しては「彼女がどんな気持ちで、こういうことをしてくれているのか、想像はできますが、僕の口から彼女の気持ちを代弁することはできません」と口ごもっていた。
不倫をしてしまったことについて「なぜ」とレポーターから問われると「おごりや慢心があったと思う」と顔を歪めると、「唐田えりかさんとは別れたのですか?」という質問には「はい」と即答。「今回の件で、たくさんの人を裏切ってしまいました。傷ついた方々の気持ちがしっかり癒えることがなければ、犯した過ちは取り返せません」と自身を戒めていた。
今後の俳優業については「自分の口からは何も言えない」としながらも「これからは人を裏切らず、最善を尽くしていきたい。ご迷惑をおかけした方、恩のある方にしっかりお返ししていきたいです」と前を向いていた。(磯部正和)