山田裕貴、公開アフレコにド緊張！『クレヨンしんちゃん』で声優挑戦
俳優の山田裕貴が18日、都内で行われた『映画クレヨンしんちゃん 激突！ラクガキングダムとほぼ四人の勇者』（4月24日公開）公開アフレコイベントに登場し、ド緊張のなか、アフレコに挑んだ。この日は、モノマネタレントのりんごちゃん、野原しんのすけの着ぐるみも来場した。
国民的アニメ「クレヨンしんちゃん」の劇場版28作目となる本作は、地上のラクガキをエネルギーに浮かぶ王国ラクガキングダムが舞台。地上ではラクガキが減り、王国は崩壊の危機に直面していた。そんななか、王国軍は国の命運をかけて無理やり人間にラクガキをさせる「ウキウキカキカキ作戦」を決行する。
王国軍を率いて作戦実行に踏み切るキーパーソン・防衛大臣役を担う山田は、アニメ声優初挑戦。「子供の頃から観ていた『クレヨンしんちゃん』の世界に自分が入れるのは不思議な感覚だった」というが、「『俳優の子が声をやっているんだね』（と思われるの）ではなく、僕も声優として（ほかの声優の）皆さんと肩を並べて、アニメ愛や声優さんへの愛を届けたいと思った」と熱い気持ちを持っていたそう。「アフレコの時には、この世界で防衛大臣を生きられている実感があったので観るのが楽しみです」と自信をのぞかせた。
しかし、大勢のマスコミの前でのアフレコには、「こんな環境で（普通は）しないですもんね……。ドキがムネムネです」とド緊張で、テスト1回目では大事なセリフを噛んでしまう場面も。本番では持ち直し、しんちゃんはクールで強い声色で演じた山田に「感動したぞ。本番に強い男っていいよね～」と大絶賛。山田も「すごく緊張したけど、すごいく楽しかったです」と笑顔を見せると、「今日を含めてすべて出し切りました」とキッパリ。そして、しんちゃんとお尻をこすり合わせる「お尻合い」で喜びを表していた。
同じくアニメ声優に初挑戦し、地上の人間に無理やりラクガキをさせる指導官リンゴ・イチゴ・メロンという初の一人三役に挑んだりんごちゃんは、「ずっと声のお仕事をしていたので自信があった」と話すが、実際にマイクの前に立つと「緊張しすぎて固まってました」と苦笑い。とはいえ、徐々に楽しくなっていったようで、この日もアフレコ中に武田鉄矢のものまねを取り入れる余裕ぶり。さらに、しんちゃんのものまねも披露すると、最初は微妙な反応だったしんちゃんも、ついには「オラに何かあった時はよろしくね」と、どうにか公認を与えていた。（取材：錦怜那）