柳楽優弥が30歳に!誕生日迎え「レベルの高い俳優に」
俳優の柳楽優弥にとって初となるアニバーサリーブック「やぎら本」撮りおろし企画「30歳の誕生日当日のバースデーフォト撮影」が都内スタジオで26日に行われ、その撮影の直後に、柳楽が30歳になった思いを語った。
「やぎら本」は、唯一無二の俳優としての評価を固めつつある柳楽の、役者としての素顔だけではなく、誰も知らないナチュラルで等身大の素顔にも密着したパーソナルブックとなる。3月26日は柳楽の30歳の誕生日ということで、この日の撮影は、30歳になったばかりの柳楽に密着。撮影現場はまるで誕生日のパーティーのように室内が装飾されたり、バースデーケーキが用意されており、柳楽も「誕生日を撮影現場で迎えるのはうれしいことなんで。30歳という記念の年も、しっかりと現場で仕事ができるのはうれしいです。こういうパーティー・ボーイみたいなのはあまり慣れていないので、あたふたしますけど」と笑みを浮かべる。
「30歳になったんだなと。こんなに派手に祝っていただけるのは初めてで。30歳として新たなスタート地点に立ったなと思います」と晴れやかな顔を見せつつも、「僕ももっとレベルの高い俳優になりたいなと。帯を締め直すような気持ちですね」と意気込んでみせた。
アニバーサリーブックでは、プライベートでもたびたび訪れるという台湾、出身地である東京・東大和市、語学留学で訪れていたという米ニューヨークでの撮りおろしなど、およそ1年近くにわたり柳楽に密着。本書について「事務所の方からシャキッとしたイメージではなく、シャボン玉みたいにしたいと言われた」とのことで、「僕もそういう風に撮ってもらえたらいいなと思っていたので、タイミングも良かったです。1年間、いろいろなところで才能のあるカメラマンさんに密着していただきました。写真集だけで収まりきらないくらい、僕のいい思い出になった」と満足げ。
「あらためて振り返っても、とても充実した内容だし、本当にいい写真が多い。是枝(裕和)さんや(クエンティン・)タランティーノ監督とも対談をさせていただいて。すごく充実した本になりました。胸をはって、楽しみにしてくださいと言いたいですね」とアピールした。
30歳を迎え、初のドラマ撮影は、日本テレビ系7月期のドラマ「二月の勝者-絶対合格の教室-」になるという。「これから撮影に入るんですが、すごいキャストの方に囲まれてやっていきます。自分も演技に集中しながら向き合っていきます。スケジュールが大変になってきても、自分をコントロールできるように、大人の俳優になっていきたいなと思っています。10代とか20代というのは、そんなに余裕もないし、いっぱいいっぱいになるときがけっこうあった。完璧にはできないかもしれませんが、誠実に向き合って。レベルの高い俳優になりたい」と力強く語った。(取材・文:壬生智裕)
柳楽優弥アニバーサリーブック「やぎら本」は6月27日発売予定(2,200円+税)