藤岡弘、の息子・真威人「せが四郎」役で本格デビュー!セガ60周年アンバサダー就任
25日、俳優・藤岡弘、の長男・藤岡真威人が、セガの設立60周年を記念する動画シリーズ「せが四郎」に出演し、俳優として本格的にデビューすることが明らかになった。
セガは今年、前身となる日本娯楽物産株式会社が設立された1960年を起点として、6月3日に設立60周年を迎える。これを記念して同社では、今年4月から2021年3月までを「セガ設立60周年」と位置づけ、伝説の人気キャラクター「せがた三四郎」を演じた藤岡弘、の息子・真威人をプロジェクトアンバサダーに任命した。
「せが四郎」は、セガを愛してやまない謎のキャラクター・せが四郎を描く全3話の動画シリーズとなり、せが四郎が「せが、知ろう」と訴える第1話「登場篇」が特設サイト等で公開中。動画内で真威人は、かつて父が演じた、せがた三四郎を思わせる道着を羽織って登場。第2話は4月中旬、第3話は5月中旬公開予定となっている。
真威人はこの日、都内で行われたトークセッションに出席。かつて父が務めた役を引き継ぐことにもなり「重みを感じます」という真威人は「初めてのお仕事で、セガという歴史ある企業の60周年アンバサダーという役をいただけたことを光栄に思っております。セガを愛してやまない、せが四郎の心を通して、セガの力強く前に進んでいこうという思いが伝わればと願っております」と抱負を述べた。
さらに真威人は、緊張ではにかみながらも、父親ゆずりの礼儀正しさで、司会者の問いかけに真摯(しんし)に回答。アンバサダー就任について「びっくりしました。あのセガかと。僕のお父さんが、せがた三四郎として伝説を作り、本当にかかわりの深い企業でもあるので、大変光栄に思います」という真威人は「僕もそうですが、幅広い世代の人に新しいセガの成長を伝えていければと思っております」と語った。
動画シリーズの撮影にあたって、「せがた三四郎」シリーズを何回も見直して役づくりの参考にしたといい、撮影直前には、父から「お前ならできる」という力強い言葉も。「それで、よし! やるぞという気持ちになることができました」と感謝する真威人は、藤岡について「血のつながった親子であり父親ですが、これから僕が活動する俳優という世界では、大先輩でもあります。また、男としてもカッコいいなとあこがれる部分がたくさんあるので、全ての面において目標でもあると思っています」と思いを語っていた。(編集部・入倉功一)