『魔女の宅急便』金ローで今夜!注目ポイントをおさらい
スタジオジブリのアニメーション映画『魔女の宅急便』が27日よる9時より、日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」にて放送される。見どころを紹介したい。
愛され続ける『魔女の宅急便』
『魔女の宅急便』の原作は、数多くの絵本や児童文学作品を手掛ける角野栄子による同名作品。脚本・監督を宮崎駿が務めて1989年にアニメ映画化され、長く愛されてきた。挿入歌には荒井由実の名曲「ルージュの伝言」「やさしさに包まれたなら」が使用されている。
物語の主人公は、魔女の掟に従って両親のもとを離れ、黒猫のジジを相棒に1年間知らない街で暮らすことになった13歳の少女・キキ。海沿いの大都会・コリコでの新生活に戸惑い、騒動を巻き起こして落ち込んだりしながらも、パン屋のおかみさんのおソノや画学生のウルスラ、友達になるトンボなど、さまざまな人たちとの出会いを通して成長していくことになる。
豪華声優キャストが集結!
キキの声を担当するのは、人気声優の高山みなみ。本作ではウルスラ役も務めており、一人で二役を兼任している。ほかにもジジ役の佐久間レイ、魔女のおかあさん・コキリ役の信沢三恵子、おソノ役の戸田恵子、トンボ役の山口勝平など、豪華な面々が名を連ねる。
そのうち高山と山口は人気アニメ「名探偵コナン」シリーズで、高山が江戸川コナン、山口が工藤新一と怪盗キッドの声を担当しており、コナン好きには一味違った楽しみ方も。また、山寺宏一や大塚明夫などが声を吹き込んだキャラクターも姿を見せている。
名場面もたくさん!
『魔女の宅急便』には名場面がたくさん。以前「金曜ロードSHOW!」で放送された際に実施された好きなシーンランキングでは、「ミルク粥」の場面が一番人気を集めた。ここでは風邪を引いたキキのためにパン屋のおソノが作ったミルク粥を、黒猫のジジが一緒に食べることになる。
ほかにも、魔法の力が弱くなったと焦るキキがほうきで飛べなくなり、練習をするもうまくいかずに初めての挫折を経験する「折れたほうき」、高山が声を担当したキキとウルスラが同じ画面に収まる「一人二役」のシーンなど、多くのファンに愛されている名場面がランクイン。今回の放送で新たに好きな場面を発見してみるのも一興かもしれない。(編集部・大内啓輔)