撮影休止の「グレイズ・アナトミー」シーズン16 4エピソード削減
新型コロナウイルス感染拡大の影響で撮影休止を発表していた米人気テレビドラマ「グレイズ・アナトミー」が、エピソード数を削減してシーズンを終了するとTV Lineなどが報じた。
シーズン15でレギュラー復帰したテディ役キム・レイヴァー【画像】
当初は2週間の撮影休止で様子を見ると言われていたが、状況が深刻化したことを受け、今シーズンの残りの撮影を中止。これにより、25エピソードになる予定だったシーズン16は、4月9日にアメリカで放送される21話がシーズンフィナーレとなる。
予定外の終わり方になってしまうが、製作総責任者のクリスタ・ヴァーノフはファンに満足してもらえる出来になっているとTwitterでコメント。「用意していたストーリーを最後まで語れないのは残念ですが、21話はフィナーレに適した満足な展開という、いいニュースもあります。ここで終わる予定ではありませんでしたが、美しい仕上がりで、残る疑問については来シーズンでお答えします」と語っている。
「グレイズ・アナトミー」のほかに、「SUPERNATURAL スーパーナチュラル」最終シーズンも当分の間は製作ができないため、残りのエピソードの放送延期を発表している。同ドラマは予定されている20エピソードのうち、18話まで撮影は済んでいるものの、パンデミックで音響や特殊効果部門が閉鎖されてしまったため、完成させることができないと製作総責任者の一人アンドリュー・ダブはツイートし、必ずシリーズを完結させることをファンに約束している。(澤田理沙)