「24」主演俳優の母親シャーリー・ダグラスさん死去 『ロリータ』『戦慄の絆』など
ドラマ「24 TWENTY FOUR」の主人公ジャック・バウアー役で知られるキーファー・サザーランドさんの母親で、女優のシャーリー・ダグラスさんが肺炎に伴う合併症のため死去した。86歳だった。キーファーさんが現地時間5日、自身のTwitterで明かした。
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シャーリーさんは、1934年カナダ・サスカチュワン州生まれ。ロンドンの王立演劇学校(RADA)を卒業した後、スタンリー・キューブリック監督作『ロリータ』(1961)や、デヴィッド・クローネンバーグ監督のサスペンス映画『戦慄の絆』(1988)などの作品に出演。私生活では、1966年に俳優ドナルド・サザーランドさんと結婚し、1971年に離婚。二人の間には、キーファーさんとプロダクションマネージャーとして活躍するレイチェルさんの双子がいる。
キーファーさんはTwitterで「今朝、私の母が肺炎に伴う合併症のため亡くなりました」と報告。現在世界中で感染拡大している、新型コロナウイルスによる肺炎ではないと補足している。
「私の母は素晴らしい人生を送った偉大な人です。悲しいことに、母は長きにわたり病気を闘っており、私たち家族もこの日が来ることは覚悟していました」とつづったキーファーさん。新型コロナで愛する人を失ってしまった世界中の家族に向けて、「胸が張り裂ける気持ちです。どうかお気をつけて」と呼び掛けた。(編集部・倉本拓弥)