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公開延期の『007』新作は完成済み&手直しはしない!フクナガ監督が語る

日系アメリカ人のキャリー・フクナガ監督
日系アメリカ人のキャリー・フクナガ監督 - Roy Rochlin / FilmMagic / Getty Images

 キャリー・フクナガ監督が、新型コロナウイルス感染拡大を受けて世界公開が4月から11月に延期になった映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は完成済みであり、手直しはしないとInstagramで明かした。

【動画】『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』日本版予告編

 公開延期になったことで『ノー・タイム・トゥ・ダイ』を推敲する時間ができたのでは? とコメント欄で聞かれたフクナガ監督は、「そのことは何人かに聞かれた。追加の時間があるというのはいいことかもしれないが、僕たちはポストプロダクションを終えた時に、筆をおかなくてはならなかった。それはありがたいことに、新型コロナウイルスで全てがシャットダウンされる前だったんだけどね」と説明。

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 「簡単に言えば、お金の問題だ。ボンド映画は大作だけど、それでも製作費に気を回さないといけない。どんなものだって、際限なくいじくり回すことはできるかもしれない。でも、この映画はそのままで素晴らしいんだ。映画が公開された時、みんなも同じように感じてくれたらと願っているよ」と制作の裏側をざっくらばんに明かしながらも、その出来に自信ものぞかせた。

 『ノー・タイム・トゥ・ダイ』は、ダニエル・クレイグのジェームズ・ボンド引退作。ダニエルや、ボンドの恋人マドレーヌ役のレア・セドゥらキャストも完成した映画をすでに鑑賞しており、レアは「とても感動的なの。みんな絶対泣くと思う。わたしも泣いてしまった。自分が出ているのに変だけどね」と Daily Mail Online に語っていた。ボンドの宿敵ブロフェルド(クリストフ・ヴァルツ)に加え、『ボヘミアン・ラプソディ』のラミ・マレック演じる新たな敵も登場する。11月20日に日本公開。(編集部・市川遥)

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