『天気の子』はこうして生まれた!制作の舞台裏に迫るメイキング映像が一部公開
昨年公開されて大ヒットを記録したアニメーション映画『天気の子』のBlu-rayコレクターズ・エディションに映像特典として収録されるメイキングドキュメンタリーが一部公開された。作画や美術背景の制作現場、主題歌や劇伴のレコーディング風景など、アニメーション制作の裏側を垣間見ることができる。
ディスクに収録されるメイキングドキュメンタリーは、『天気の子』が完成するまでのおよそ1年間の制作過程を追ったもの。新海誠監督が企画書から脚本、ビデオコンテまでを作成し、それを設計図に作画や美術背景、CG、撮影、音楽など各セクションの作業が進められていく。打ち合わせを重ねながらアイデアを結集させ、試行錯誤しながら作品のクオリティーを高めていく様子とともに、作り手たちの思いを感じることができる。
今回公開された映像では、その一部が切り取られている。新海監督が美術監督の滝口比呂志とともに細部にまでこだわりながら美術背景を作り上げる様子や、主題歌のうちの「祝祭」「グランドエスケープ」にボーカルとして参加した三浦透子が歌唱する姿、そして監督も同席して行われた劇伴のストリングスのレコーディング風景などが収められている。
メイキングドキュメンタリーにはほかにも、白熱する打ち合わせの様子や新海監督の自宅作業風景、キャストとスタッフたちによるビデオコンテ上映会、醍醐虎汰朗、森七菜、小栗旬、本田翼ら声優陣によるアフレコの模様など、約1時間半の映像を収録。なお、コレクターズ・エディションにはメイキングドキュメンタリーを含む合計11時間を超える映像特典が付属する。(編集部・大内啓輔)
映画『天気の子』Blu-rayは5月27日発売(発売元:STORY/東宝 販売元:東宝)
Blu-rayコレクターズ・エディション 4K Ultra HD Blu-ray 同梱5枚組(初回生産限定)は1万2,000円+税
Blu-rayスタンダード・エディションは4,800円+税
DVDスタンダード・エディションは3,800円+税