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デイジー・リドリー、スター・ウォーズ完結編への批判に口を開く「愛はどこに行ってしまったの」

1月はインターネットで『スター・ウォーズ』関連のものは見ないようにしていたというデイジー - 映画『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』より
1月はインターネットで『スター・ウォーズ』関連のものは見ないようにしていたというデイジー - 映画『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』より - Walt Disney Studios Motion Pictures / Photofest / ゲッティ イメージズ

 レイ役のデイジー・リドリーが、映画『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』への批判に対して口を開いた。

【ネタバレ注意】『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』吹替本編シーン

 『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』そしてシリーズ完結編『スカイウォーカーの夜明け』までメインキャラクターのレイ役を務め上げたデイジー。『フォースの覚醒』は大絶賛で迎えられたものの、それ以降は批判の声がどんどん大きくなっていった。

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 ポッドキャスト番組「DragCast」に出演したデイジーは、司会者から「『スター・ウォーズ』は映画史に残るシリーズであり、キャストにとってもそこに足を踏み入れることは単に役を得ることとは違う。『スター・ウォーズ』ファンは本当に素晴らしいけどひどくもある」と水を向けられると、「正直に言えば、それは映画ごとに変わった」とコメント。「98%はとても素晴らしかったけど、この最後の映画は本当に難しかった。例えば、1月はそんなに良くなかった。みんなは1作目の時とかは愛を示してくれたわけだけど、『その愛はどこへ行ってしまったの?(涙声)』という感じだった」と打ち明ける。

 最近『スカイウォーカーの夜明け』のMovieNEXなどに収録されるメイキングドキュメンタリー「スカイウォーカーの遺産」を観たというデイジーは、「それは愛でいっぱいだった。変だと思うのは、愛でいっぱいの何かの一部になった時、人々が……(それを嫌うということ)」とぽつり。「ともかく、みんなに嫌う権利はあるわけだけど、そのあり方は以前とは少し違うように感じる。今はソーシャルメディアがあるから」「今はソーシャルメディア上での会話がより公のものになっているのだと思う」と分析した。

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 「1月はインターネットで『スター・ウォーズ』関連のものは見ないようにしていた。見出しを見ちゃったら、『なんてこと、悲しすぎる(涙声)』って感じだったから」とも告白したデイジー。「だから難しかったけど、今は本当に誇りに思っている。その一部になれてとてもうれしいわ」と前向きに語っていた。

 ちなみに、メガホンを取ったJ・J・エイブラムス監督は『スカイウォーカーの夜明け』を嫌う人も満足してくれる人も「みな正しい」と米・映画芸術科学アカデミーで行われた上映イベントで語っていた。「別の国で『どうやって皆を満足させるつもりなんですか?』と聞かれたんだけど、『何を言ってるんだ!?』と思った。どうしたらそんなことができる? 特に『スター・ウォーズ』で。僕たちは『スター・ウォーズ』をやり始めた時から、デザイン、音楽、ストーリーについて僕たちが下す全ての決定が、誰かを満足させるし、他の誰かを激怒させるとわかっていたんだよ」(編集部・市川遥)

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