マーク・ラファロが語るハルクの今後
映画『アベンジャーズ』シリーズなどでハルク/ブルース・バナー役を務めてきたマーク・ラファロが、ハルクの今後についてVarietyに語った。
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ラファロによると『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)をもって出演契約は満了となったため、現時点では何も決まっていないという。「ハルク/バナーを『シー・ハルク(原題) / She-Hulk』(動画配信サービス「Disney+」用のドラマシリーズ)に登場させるかも、という話はあるけどね。もし僕たちが何かいいアイデアを思い付いたら、本当に面白いことになるだろう。今のところはそれだけだよ。話し合われているのはそれだけだ」とアイデア次第だと明かす。
ハルク単独映画にも興味はあるというラファロ。「本当に興味深いアイデアが一つあるんだよね。僕たちは、彼をちゃんと追うことはなかったから。彼はいつだって脇に居る感じで、アベンジャーズにおけるローゼンクランツとギルデンスターン(「ハムレット」の端役)なんだ。だから、これまでの映画と映画の間に彼に何があったのか、その全ての空白を埋められたとしたら、面白いんじゃないかと思うんだよね」。少年時代は「X-MEN」や「ウルヴァリン」を読んで育ったといい、「多分ハルクとウルヴァリンはタッグを組めるんじゃないかな」と希望を語った。
マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)は『アベンジャーズ/エンドゲーム』そして『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』をもってフェーズ3が終了。11月6日日米同時公開の『ブラック・ウィドウ』からフェーズ4が幕を開けることになる。ディズニーによるフォックス買収が完了したため、今後は「X-MEN」の合流も可能だ。(編集部・市川遥)