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『ヴェノム』続編、タイトル決定!2021年6月25日全米公開

ヴェノムvs.カーネイジが映画で実現!(写真は映画『ヴェノム 』より)
ヴェノムvs.カーネイジが映画で実現!(写真は映画『ヴェノム 』より) - Columbia Pictures / Photofest / ゲッティ イメージズ

 米ソニー・ピクチャーズは現地時間21日、スパイダーマンの宿敵を描いた映画『ヴェノム』続編の正式タイトルが『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(原題) / Venom: Let There Be Carnage』となり、2021年6月25日に全米公開すると発表した。

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 『ヴェノム』は、ジャーナリストのエディ・ブロック(トム・ハーディ)に地球外生命体“シンビオート”が寄生して誕生したダークヒーロー・ヴェノムの活躍を描いたアクション。原作コミックに近い漆黒のスーツとあらゆる敵をなぎ払うヴェノムの残虐性が人気を博し、全世界興行収入8億5,608万5,151ドル(約942億円)を稼ぎ出した。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル110円計算)

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 発表されたタイトルには、原作コミックに登場する凶悪なヴィラン・カーネイジの名前が。“大虐殺”という意味の名を持つカーネイジは、ヴェノムやスパイダーマンを上回る戦闘能力を持っており、原作コミックではヴェノムが単独で倒せず、スパイダーマンが共闘したエピソードが存在する。映画では、前作のエンドクレジット中に連続殺人鬼クリータス・キャサディ(ウディ・ハレルソン)がカーネイジの存在をほのめかしており、続編で満を持しての登場となる。

 前作を手掛けたルーベン・フライシャー監督はスケジュールの都合で続役せず、続編の監督には『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのゴラム役でも知られるアンディ・サーキスが就任した。エディ役のトム、クリータス役のウディに加えて、ヒロインのミシェル・ウィリアムズも続役。新たに『アイリッシュマン』などのスティーヴン・グレアムが加わるほか、『007』シリーズなどのナオミ・ハリスが新たな女性ヴィラン・シュリーク役で出演交渉に入っているとVarietyなどが報じている。

 米ソニーは当初「タイトル未定のマーベル映画の続編」を2020年10月2日に全米公開すると発表しており、それが『ヴェノム』続編であると報じられていた。今回正式に発表された公開日は、およそ8か月先の2021年6月に設定されている。なお、本作の全米公開から3週間後の2021年7月16日には、トム・ホランド主演の『スパイダーマン』シリーズ第3弾が全米公開される。(編集部・倉本拓弥)

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