ネーヴ・キャンベル『スクリーム』第5弾に出演交渉中
スラッシャー映画『スクリーム』(1996)で主人公シドニーを演じたネーヴ・キャンベルが、シリーズ第5弾となる続編に出演交渉中だと、米映画批評サイト Rotten Tomatoes に明かした。
『スクリーム』は、ホラー映画のお約束な設定を逆手にとりながら、マスク姿の殺人鬼による凶行を描く作品。全編に散りばめられた映画ネタと、意外な展開の連続で、当時の若者を中心に一大ブームを巻き起こし、2000年までに2本の続編が公開。2011年には、約10年ぶりとなった第4弾『スクリーム4:ネクスト・ジェネレーション』が公開され、キャンベルの続投も話題を呼んだ。
これまでシリーズを手がけてきたウェス・クレイヴン監督は2015年に亡くなっており、第5弾は『レディ・オア・ノット』のマット・ベティネッリ=オルピンとタイラー・ジレット監督がメガホンを取る予定となっている。キャンベルは、マットとタイラーから、二人がどれだけクレイヴン作品からインスピレーションを受け、彼の仕事に敬意を表したいと思っているかをつづった手紙を受け取ったことで、続編に乗り気になったという。
ただし、1か月半ほど前から口頭でやりとりをはじめたばかりだといい、現在は映画業界も新型コロナウイルスの影響でスタジオが閉鎖されていることから、キャンベルは「まだ交渉をはじめたばかりだから……万事うまくいくかわかるのはまだ先。待っていて」と語っている。(編集部・入倉功一)