大ヒットミュージカル「ハミルトン」今年7月米配信!
トニー賞11部門受賞の大ヒットミュージカル「ハミルトン」の映画版が、今年7月3日よりディズニーの動画配信サービス「Disney+」で配信されることになった。米ディズニーが発表した。もともとは来年10月15日に劇場公開予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大で自宅での娯楽が求められるようになり、今回の決断に至ったようだ。
【動画】『メリー・ポピンズ リターンズ』でもラップを披露していたリン=マヌエル・ミランダ
「ハミルトン」はアメリカ合衆国建国の父の一人であり、移民だったアレクサンダー・ハミルトンの生涯をヒップホップ音楽で描いた斬新なミュージカル。『メリー・ポピンズ リターンズ』のリン=マヌエル・ミランダが脚本・作詞作曲・主演を務め、ブロードウェイで一大センセーションを巻き起こした。
今回の映画版は、2016年6月にブロードウェイのリチャード・ロジャース・シアターにて、ハミルトン役のリン、アーロン・バー役のレスリー・オドム・Jr、ジェファーソン/ラファイエット役のダヴィード・ディグスをはじめオリジナルキャストで撮影されたもの。劇場でのライブパフォーマンスと映画の要素を組み合わせ、まるでショーの中に入り込んだかのように感じられる仕上がりとなっているという。配信日の7月3日は独立記念日前日であり、相当な数の視聴者数となりそうだ。
ディズニーのエグゼクティブ・チェアマンであるボブ・アイガーは「リーダーシップ、不屈の精神、希望、愛、そして逆境における人々の団結力を描いた『ハミルトン』は、われわれの世界が直面しているこの非常に困難な時に相応しく、強い力を発揮することになります」とコメント。リンも映画版「ハミルトン」のお披露目を1年以上早めたディズニーの決断を歓迎している。「Disney+」は今年6月から日本でも展開予定となっており、日本でも観られることを期待したい。(編集部・市川遥)