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吉川晃司、横溝正史ドラマで白髪の探偵に 志尊淳が助手役

名探偵&助手としてバディーを組む吉川晃司&志尊淳
名探偵&助手としてバディーを組む吉川晃司&志尊淳

 俳優、歌手の吉川晃司が、カンテレ・フジテレビ系5週連続特別ドラマ「探偵・由利麟太郎」(6月16日より毎週火曜夜9時放送)で地上波連続ドラマ初主演を務める。金田一耕助シリーズで知られる横溝正史の長編小説「蝶々殺人事件」を含む由利麟太郎シリーズを現代風にアレンジするホラーミステリーで、吉川は元警視庁捜査一課長という経歴を持つ、白髪の名探偵に。助手のミステリー作家志望の青年に志尊淳がふんし、2人がバディーを組んでおどろおどろしい奇怪な殺人事件の解決に挑む。

【写真】吉川晃司が豊川悦司と共演した10年前の名作映画

 今年デビュー36周年を迎え、近年ドラマ「下町ロケット」「黒書院の六兵衛」など俳優としても精力的に活躍する吉川。演じる由利麟太郎は、かつて警視庁で名を知られた元捜査一課長だったが、ある事件をきっかけに退職。学生時代を過ごした京都に住まいを移し、今では殺人者の行動、心理を分析する犯罪心理学者として活躍。その一方で、警察からの依頼を受け事件の捜査を手伝っている。多くを語らない寡黙な性格で、先端恐怖症でありながら武道・弓道の心得もあるという設定だ。

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 一方、そんな由利とは対照的によくしゃべる相棒・三津木俊助を演じるのがドラマ「女子的生活」「潤一」や映画『走れ!T校バスケット部』など主演が続き、飛ぶ鳥落とす勢いの志尊淳。ミステリー作家志望だが由利を崇拝するあまり、小説の執筆よりも由利の活躍を記録するWEBサイトの運営に力を入れている。事件現場でも、助手として由利とともに行動し、次々と起こる怪事件をともに推理していく。

探偵・由利麟太郎
「探偵・由利麟太郎」より

 吉川は志尊との共演に「助手の俊助を演じている(志尊)淳はとても勘が良く、頭の回転も速い。由利との関係性もうまく出ているんじゃないでしょうか。セリフの量では淳が主役です(笑)」とコメント。対する志尊は、「今回お話を頂き、やらせて頂く背景で大きかった要因の一つとして、吉川晃司さんとのバディーというところがありました。ミュージシャンとしてのパフォーマンスはもちろんのこと、一人の人間としても、なんてかっこいいんだろう、ついていきたいと感じていた僕の気持ちと、由利麟太郎先生についていきたいと思う三津木くんの気持ちがリンクしているように感じました」と吉川へのリスペクトをにじませる。

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 カンテレがゴールデン・プライム帯の連続ドラマをオール関西で制作するという試みは、1985年に放送された「影の軍団 幕末編」(1985)以来、34年ぶり。東映京都撮影所のもと、プロデューサー、監督、関西の制作スタッフが集結。スタジオセットやロケなど撮影はすべて全て関西地区で行い、全撮影終了している。(編集部・石井百合子)
 
「探偵・由利麟太郎」は6月16日より5週連続毎週火曜よる9時~9時54分(カンテレ・フジテレビ系全国ネットで放送

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